画面自動回転・モーション機能付き「Echo Show 10」、国内発売日は4月14日に決定

 米Amazonが2020年9月25日に発表した「Amazon Echo」シリーズの新製品のうち、10インチHDディスプレイを搭載するスマートスピーカー「Echo Show 10(第3世代)」の発売日が4月14日に決定した。Amazon.co.jpでの販売価格は2万9980円で、現在予約を受け付けている。

Echo Show 10の販売ページ

 新しいEcho Show 10のディスプレイは、ユーザーを追いかけて左右に回転する、自動回転機能付き。上下角度は手動で調整でき、タブレット端末を浮かせてスタンドに常設しているような製品だ。
 
外観イメージ(チャコール)

 ウェブカメラは、13メガピクセルの高解像度で、自動フレーミング機能で話している人を自動で追いかける。外出先から内蔵カメラにアクセスできるため、いわゆる見守りカメラとしても活用でき、Amazon Alexaに話しかけて他のAlexaデバイスとビデオ通話も行える。

 スピーカーは1インチツイーター×2とウーファーの2.1ch構成で、自動的に空間の音響特性を感知しながら、指向性のあるサウンドを再生する。販売中のスマートディスプレイEcho  Showシリーズで唯一、Zigbee対応スマートデバイスを簡単に設定できるスマートホームハブ機能も内蔵している。マイクとカメラ、モーション機能はオン・オフが可能。なお、ディスプレイが回転する特性上、設置の際には付属の回転幅テンプレートを使って回転範囲を確認してほしいとしている。

 Echo Show 10はもともと年内の出荷予定だったが、4カ月ほど遅れた。カラーは、チャコール、グレイシャーホワイトの2色。サイズは251×230×172 mm、重さは2560g。