AIが1週間分の作り置き料理を提案! ニチレイのレシピアプリ「このみるキッチン」の魅力を紹介
「おうち時間」の増加や飲食店の営業時間短縮により、自炊に力を入れるようになった人は多いはず。しかし、最初はいろいろな料理に挑戦していたものの、だんだんと献立がマンネリ化していないだろうか。そんなときに使ってほしいのが、ニチレイが運営する「conomeal Kichen(以下、このみるキッチン)」。AIが献立を提案してくれる作り置き料理に特化したスマホレシピアプリだ。3週間ほどアプリを使ってみた筆者がその魅力を紹介しよう。
料理を食べる日と人数を登録すると、献立の提案を開始する。使いたい食材やその日の気分などを設定すれば、食べたいメニューが表示されやすくなる。提案といっても、AIが「はい、これを作ってね」と押し付けてくるわけではなく、1食につき7パターンほどの選択肢が表示されて自分の好きなものを選べる仕組みだ。
「メインは美味しそうだけど、副菜に食べられない食材が入っている」「メインを魚料理にしたい」といったときは、料理の画像をタップすればOK。AIが7品ほど候補を再提案してくれるので、主菜・副菜をそれぞれ自分の好きなものにカスタマイズできる。好き嫌いの多い身としてはうれしい機能だ。
作った料理を星5つで評価すると、AIがそれを学習。次回以降の献立の参考にされ、より好みの食材や味付けに近い料理が提案されやすくなる。
「ついでに食器洗剤と朝食用のパンを買いたい」というときも、別途メモを用意する必要はない。「リストに追加」をタップして、商品名とジャンルを選択すれば、「買い物リスト」に任意の品を追加可能。さらに、画面右上の「共有」アイコンをタップすると、メールやLINEなどで家族とリストを共有できる。
ただし、火加減や野菜の下処理の方法などの詳しい手順は記載されていないので、料理初心者は注意しよう。いい加減な料理ばかりしてきた筆者は、ロールキャベツの「キャベツで肉だねを包む」という過程で、「包むってどうやって……?」と困惑してしまった。あまり料理に詳しくない人は、随時ネットで調べながら作った方が良いだろう。
筆者は約3か月同じスープを作り置きしして機械的に食べ続けていたが、「このみるキッチン」を使い始めてからは、作ったことがないメニューにも挑戦するようになった。レシピに従って自家製のミールキットを準備しておけば、当日は盛り付けや簡単な調理だけですぐ食べられるというのも社会人にとってはうれしいポイント。日々の食事のマンネリ化に悩んでいる人は、使ってみる価値があるだろう。(TEKIKAKU・山崎理香子)
食の好みや生活スタイルに合わせてAIが献立を提案
このみるキッチン最大の魅力は、搭載されたAIが食の好みや生活スタイルを参考に献立を提案してくれる点だ。利用開始時に、食に関するこだわりや料理への価値観を分析してもらう「食タイプ診断」を行う。筆者は食費を抑えて無駄なく料理をする「スマートタイプ」に分類された。最初はこの診断結果に基づき、献立が提案される。料理を食べる日と人数を登録すると、献立の提案を開始する。使いたい食材やその日の気分などを設定すれば、食べたいメニューが表示されやすくなる。提案といっても、AIが「はい、これを作ってね」と押し付けてくるわけではなく、1食につき7パターンほどの選択肢が表示されて自分の好きなものを選べる仕組みだ。
「メインは美味しそうだけど、副菜に食べられない食材が入っている」「メインを魚料理にしたい」といったときは、料理の画像をタップすればOK。AIが7品ほど候補を再提案してくれるので、主菜・副菜をそれぞれ自分の好きなものにカスタマイズできる。好き嫌いの多い身としてはうれしい機能だ。
作った料理を星5つで評価すると、AIがそれを学習。次回以降の献立の参考にされ、より好みの食材や味付けに近い料理が提案されやすくなる。
リストが自動生成されるから買い物が楽ちん
品数が増えると必要な食材も多くなり、買い忘れの心配が出てくる。とはいえ、紙やスマホに材料を1個ずつメモしていくのも面倒だ。このみるキッチンは、献立を決めた際に、全メニューに必要な食材や調味料と分量が記載された「買い物リスト」が自動生成されるため、自分でメモを作る手間をゼロにできる。リスト内にすでに持っている商品があった場合は、スワイプして削除可能だ。「ついでに食器洗剤と朝食用のパンを買いたい」というときも、別途メモを用意する必要はない。「リストに追加」をタップして、商品名とジャンルを選択すれば、「買い物リスト」に任意の品を追加可能。さらに、画面右上の「共有」アイコンをタップすると、メールやLINEなどで家族とリストを共有できる。
作業別に調理手順が表示されるから料理しやすい
画面下部の「ミールキット準備」をタップすると、献立の作り方が表示される。このみるキッチンでは、1品ずつのレシピが表示されるのではなく、「材料を切る」「まぜる/こねる」などの作業別に全メニューの調理手順が表示されるのが特徴だ。カットの工程が終わったら、包丁やまな板は片付けてOK。キッチンが狭く、調理器具も1つずつしか持っていない筆者にとっては料理しやすい表示スタイルだ。ただし、火加減や野菜の下処理の方法などの詳しい手順は記載されていないので、料理初心者は注意しよう。いい加減な料理ばかりしてきた筆者は、ロールキャベツの「キャベツで肉だねを包む」という過程で、「包むってどうやって……?」と困惑してしまった。あまり料理に詳しくない人は、随時ネットで調べながら作った方が良いだろう。
筆者は約3か月同じスープを作り置きしして機械的に食べ続けていたが、「このみるキッチン」を使い始めてからは、作ったことがないメニューにも挑戦するようになった。レシピに従って自家製のミールキットを準備しておけば、当日は盛り付けや簡単な調理だけですぐ食べられるというのも社会人にとってはうれしいポイント。日々の食事のマンネリ化に悩んでいる人は、使ってみる価値があるだろう。(TEKIKAKU・山崎理香子)