サッポロビールは、「サッポロ サクラビール」を21年2月24日に数量限定で発売する。


　サクラビールは、1912年に九州で創業した帝国麦酒が13年に竣工した九州初のビール工場で製造を開始し、アジア各地にも輸出されて世界で親しまれた商品。新たに発売するサクラビールは、同社醸造者が当時の文献を読み込んで現代の顧客の嗜好に合わせてアレンジした。香ばしいコクと、すっきりとしたのどごしを両立させたバランスの良い味わいとなっている。

　パッケージには、発売当時のラベルと現代風アレンジであることがわかるように「世界で親しまれたビールがいま、生まれ変わる。」という説明コピーをデザインしている。

　42年ごろまでサクラビールを製造していた工場は、同社の前身である大日本麦酒が43年に継承し、その後2000年まで87年間にわたりビール製造の歴史をつないできた。北九州市の歴史とともに親しまれ、今回生まれ変わったサッポロ サクラビールを楽しんでほしいとしている。

　価格はオープン。350ml缶と500ml缶の2種類を展開する。