Kyash、「残高利息」サービス見直し ポイント付与率改定は予定通りに

 ウォレットアプリ「Kyash(キャッシュ)」を提供するKyashは、出金可能なKyash残高に対して年1%の「Kyashバリュー」を付与する新サービス「残高利息」の名称と内容を見直すと、サービス開始予定日前日、12月7日夜に発表した。

Kyashアプリだけで無料でバーチャルVisaカードが発行できる

 国内外のVisa加盟店で使えるキャッシュレス決済サービスとして、非接触決済、銀行口座からの入金、3Dセキュアなど、決済関連の機能を順次追加してきたが、12月8日に提供開始予定だった「残高利息」サービスは資産形成を可能にする、これまでとは異なる全く新しい機能だった。しかし、反響が多く、当初想定していなかった混乱が生じる懸念があるため、サービスリリースをいったん中止する。
 
公式サイトの告知

 残高利息サービスと同時に発表した、Kyashポイント付与率の変更は、予定通り実施する。これまでは、ポイント付与は入金方法を問わず月最大1200ポイント(利用額12万円)だったが、12月11日以降、クレジットカードからチャージした分については、Kyas Cardで月500ポイント、Kyas Card Lite/Kyas Card ヴァーチャルは月250ポイントに制限する。

 12月8日から廃止すると案内していた登録済みクレジットカードによる指定金額入金機能は、廃止時期を延期する。廃止のスケジュールは追って公表する。