会話が文字になるAIボイス筆談機「タブレットmimi」、AI翻訳機の技術を応用

新製品

2020/11/10 20:30

 ソースネクストは11月10日、「POCKETALK(ポケトーク)」シリーズの技術を応用したAIボイス筆談機「タブレットmimi(ミミ)」を発表した。話した言葉が文字として表示されるタブレット端末で、12月4日に発売。国内通信2年付きで税別3万1800円としている。

AIボイス筆談機「タブレットmimi」

 会見で松田憲幸社長は、「当社は、世界中のテクノロジーを誰もが使える形にしてお客様に届けることを目指している」と語り、「世界で聞こえに難のある人は2050年には9億人に迫ると考えられている」とし、聞こえに関する悩みへの対策が喫緊の課題であると強調した。
 
ソースネクスト松田憲幸社長

 表示される文字サイズは調整可能。最大にすると、横13文字×縦5行程度で文字が表示される。フォントには日本語が読みやすい教科書体を採用。契約不要通信料金なしで2年間使うことができる。介護や医療の現場だけでなく、日常会話でも活躍するとしている。