キヤノン、ミラーレスカメラのエントリーモデル「EOS Kiss M2」

 キヤノンは、高速・高精度なAF性能を備え、高画質な静止画・動画撮影を楽しめるエントリークラスのミラーレスカメラ「EOS Kiss M2」を11月下旬に発売する。

EOS Kiss M2 ホワイトモデル・EF-M15-45 IS STM レンズキット

 EOS Kiss M2は、小型・軽量なミラーレスカメラとして好評を得ている「EOS Kiss M」(18年3月発売)の後継機種。充実した基本性能の継承と、AF性能や動画撮影機能、操作性の向上によって、カメラ初心者でも本格的な撮影を手軽に楽しむことができる。

 各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセル CMOS AF」を搭載することで、高速・高精度なAFを実現。また、AF追従で最高約7.4コマ/秒、AF固定で最高約10コマ/秒の高速連写性能と、動く被写体の瞳を検出してピントを合わせるサーボAF/動画サーボAF対応の「瞳検出」によって、動いている人物も快適に撮影できる。

 有効画素数約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 8の組み合わせで、高画質な静止画や動画の撮影を手軽に楽しむことができる。4Kの高精細な動画撮影ができ、4K動画から任意の1フレームを静止画として切り出して保存することも可能となっている。

 さらに、タッチ操作対応のバリアングル液晶モニタや、約236万ドット有機ELの電子ビューファインダー(EVF)を備えている。キヤノンで初の搭載となる「タップで被写体選択」機能によって、EVF内に表示されている顔/瞳を対象としたAFフレームの位置を、液晶モニタをタップすることで簡単に切り替えることができる。