シャープは、京都工芸繊維大学の山川勝史准教授と行った居住空間内でエアコンの気流がウイルス飛沫粒子に与える影響についてのシミュレーションの結果、プラズマクラスターイオンを部屋に効率的に届ける空気清浄機エアコン「Airest」が、一般的なエアコンと比較してウイルス飛沫粒子を効果的に捕集できることを確認するとともに、同社製の空気清浄機についても同様の結果が得られたと9月29日に発表した。
シミュレーションでは、空気清浄フィルターを備えていない一般的なエアコンと、空気清浄フィルターを搭載した「Airest<L-Pシリーズ>」を比較するとともに、機器の真上方向に風を送り出す空気清浄機と、シャープの空気清浄機「KI-NP100」を使用し、解析・比較を行っている。
シミュレーションの結果、一般的なエアコンでは気流に乗ってエアコンに吸い込まれたウイルス飛沫粒子が捕集されず、エアコンの風に乗って再び部屋中に飛散する。一方、Airestでは部屋の空気を循環させ空気清浄フィルターによって、ウイルス飛沫粒子を効果的に捕集可能なことが確認された。
真上吹き出し気流の空気清浄機と、後ろななめ20°(コアンダ)気流のKI-NP100との比較では、真上吹き出し気流の場合、天井面に当たったウイルス飛沫粒子が多方面に飛散しているのに対して、後ろななめ20°(コアンダ)気流では壁・天井を伝って空気が循環し、飛沫粒子を飛散させずに効果的に捕集できることが確認されている。
さらに、一般的なエアコンと後ろななめ20°(コアンダ)気流の空気清浄機を併用した場合の、空気清浄機の最適な設置位置を検証したところ、エアコンの風向を上向きにして、空気清浄機をエアコンの真下に設置することで、部屋の空気をすばやく循環する気流が発生し、ウイルス飛沫粒子を効果的に捕集可能なことが明らかになった。
シミュレーションでは、空気清浄フィルターを備えていない一般的なエアコンと、空気清浄フィルターを搭載した「Airest<L-Pシリーズ>」を比較するとともに、機器の真上方向に風を送り出す空気清浄機と、シャープの空気清浄機「KI-NP100」を使用し、解析・比較を行っている。
シミュレーションの結果、一般的なエアコンでは気流に乗ってエアコンに吸い込まれたウイルス飛沫粒子が捕集されず、エアコンの風に乗って再び部屋中に飛散する。一方、Airestでは部屋の空気を循環させ空気清浄フィルターによって、ウイルス飛沫粒子を効果的に捕集可能なことが確認された。
真上吹き出し気流の空気清浄機と、後ろななめ20°(コアンダ)気流のKI-NP100との比較では、真上吹き出し気流の場合、天井面に当たったウイルス飛沫粒子が多方面に飛散しているのに対して、後ろななめ20°(コアンダ)気流では壁・天井を伝って空気が循環し、飛沫粒子を飛散させずに効果的に捕集できることが確認されている。
さらに、一般的なエアコンと後ろななめ20°(コアンダ)気流の空気清浄機を併用した場合の、空気清浄機の最適な設置位置を検証したところ、エアコンの風向を上向きにして、空気清浄機をエアコンの真下に設置することで、部屋の空気をすばやく循環する気流が発生し、ウイルス飛沫粒子を効果的に捕集可能なことが明らかになった。