性能が約2倍の「GeForce RTX 3080」登場、最大8Kまで対応

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2020/09/03 18:22

 エムエスアイコンピュータジャパン(MSI)は、グラフィックスカード「NVIDIA GeForce RTX 30シリーズGPU」を9月2日に発表した。

MSIが発表した「NVIDIA GeForce RTX 30シリーズGPU」のラインアップ第1弾

 NVIDIA GeForce RTX 30シリーズGPUは、最新のRTコア、Tensorコア、ストリーミングマルチプロセッサーを搭載し、ゲームやクリエーティブなアプリケーションにおいて高速で快適なフレームレートとAIアクセラレーションを提供する。

 NVIDIA Ampereアーキテクチャを備え、前世代と比較して1W当たりの性能を最大1.9倍に向上。トップエンドモデルでは、最大8Kまでの解像度に対応している。

 MSIが発表したNVIDIA GeForce RTX 30シリーズGPUのラインアップ第1弾は、NVIDIA Ampereアーキテクチャをベースにした「GAMINGシリーズ」と「VENTUSシリーズ」の2種類。
 
GAMINGシリーズ

 GAMINGシリーズは、従来機種の性能、冷却性、静音性はそのままに外観を一新し、ファンブレードを2枚1組にした「トルクスファン4.0」を採用している。アウターリンクで縁(リム)を形成することで、「TRI FROZR2」冷却システムにエアフローを集中させ、効果的な冷却を実現する。

 背面は、マット加工のバックプレートで覆うことで強度を高めるとともに、バックプレート内のサーマルパッドも冷却効果を備えている。

 MSI製のマザーボードやデスクトップPC、ディスプレイを利用している場合、MSI独自のアプリケーション「Dragon Center」によって、簡単で包括的な設定が可能で、「Mystic Light」ではMystic Light Syncに対応する製品の全てのカラーやライトエフェクトを簡単にコントロールできる。「Ambient Link」では、対応するゲームの特定の挙動に合わせて、マザーボードやグラフィックスカード、PCケース、キーボードなどが鮮やかに光る。
 
VENTUSシリーズ

 VENTUSシリーズは、どの用途にも合う形状で、機能性の高い落ち着いたデザインを踏襲するとともに、「トルクスファン2.0」から「ルクスファン3.0」へアップグレードし、強力な冷却性能を実現した。また、バックプレートをブラッシュアップし、グラフィックスカードを保護・強化するとともに、パッシブクーリング効果も発揮する。