大畳数タイプの空気清浄機「PU-AA50」、清浄能力と低静音を両立

新製品

2020/08/25 16:10

 象印マホービンは、清浄能力と低静音を両立した大畳数タイプの空気清浄機「PU-AA50」を10月1日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は4万円前後の見込み。

PU-AA50

 PU-AA50は、花粉やハウスダストがたまりやすく、幼児の生活空間でもある床上30cmを360°全方位から吸引し清浄する空気清浄機。360°全方位から吸引できるので、部屋の端や中央など設置場所を選ばない。

 最大風量での運転時でも、運転音は図書館の中(40dB)よりも静かな39dBなので、大風量でも運転を続けられる。

 本体には、航空機や船舶で採用されている「二重反転プロペラファン」を搭載する。2基のプロペラを互いに逆方向に回転させることで、効率的に気流を生み出し、高い清浄力と静かな運転音を両立している。なお、二重反転プロペラファンは、日本電産と共同開発した。

 フィルター部には、東レの高性能静電メルトブロー不織布トレミクロンを採用しており、マンション6階相当の長さのろ材をプリーツ状にした大面積フィルターによって多くの空気を取り込める。「除菌フィルター」「脱臭フィルター」「高性能静電フィルター」の3層構造の集塵・脱臭一体型フィルターが、1つで除菌・脱臭・集じんを担っており、フィルターは交換式で小さく折りたたんで簡単に捨てられる。

 浮遊ウイルス、浮遊カビ、浮遊細菌の抑制に対応しており、効率の良いファンや大面積フィルター、DCモーターを採用することで、最大10Wの低消費電力を実現した。運転コースは、手動モードで「標準」「弱」「静音」の3段階、自動モードで「おまかせ」「花粉」の2種類を備えている。ほかにも、本体前面に部屋の空気の状態をモニタリングする「ニオイセンサー」と「ホコリセンサー」を搭載する。

 適用床面積の目安は24畳(40平方メートル)まで。清浄時間は、24畳なら30分、22畳なら28分、20畳なら26分、16畳なら22分、14畳なら19分、12畳なら17分、10畳なら14分、8畳なら12分、6畳なら9分となっている。