これまでは外食の割合が多かった人も、ステイホーム期間を経て自炊をすることが増えたのではないだろうか。かくいう筆者もその1人で、在宅勤務が続いているのも相まって、日々のごはん作りに頭を悩ませることが増えた。そんななか見つけたのが、A-Stageの電気圧力鍋「Re・De Pot(リデ ポット) PCH-20L」だ。5月に発売されたこの電気圧力鍋のテーマは、”たった25分で「毎日特別ごはん」”。特別ごはんを作るべく、実際に1週間ほど使ってみた。
最低限の操作ボタンしかないので、デザインはスッキリしている。本体サイズは幅288×奥行き222×高さ244mm、重さは約2.8kg。フタは取り外せるようになっており、見た目は炊飯器に近い。「圧力調理」「スロー調理」「温め調理」「自動調理」に対応しており、25分でごはんが炊き上がる。
今回、家族分も作ろうとして内鍋いっぱいに食材を入れてしまったところ、自動メニューの時間では上手く加圧されなかった。そこで、再度圧力調理をしたところ、きちんと圧力がかかり、じゃがいもや肉がほろほろに仕上がった。
ここでひとつ注意したいのが、電機圧力鍋は「圧力がかかるまで」と「圧力が抜けるまで」にも時間がかかるという点だ。加圧時間が10分の場合、圧力がかかるまでに5~10分ほど、圧力が抜けるのにも同じくらい時間がかかる。調理時間自体は時短になるが、その前後にも多少時間が必要なことを覚えておこう。
完成したら、塩とお好みでしょうゆ、ごま油をふりかけて器に盛る。鳥手羽は骨からホロリと外れるほどしっかり柔らかくなっており、大根もトロトロの仕上がり。これならごはんが焦げる心配をしなくていいので、作るハードルはかなり低い。
このようにいろいろ作ってみて感じたのが、「1万5000円でこれだけ使えれば十分!」ということだ。ひとり暮らしやふたり暮らしであれば、これ一台で料理の幅が広がるだろう。その反面、自動メニューは最低限のものに限られているので、料理に慣れていない人は作る料理が偏る可能性がある。また、家族が多いとメイン料理を作るにはサイズが物足りないので、副菜作りに活用するといいだろう。(TEKIKAKU・今西絢美)
シンプルなデザインと操作性
電気圧力鍋はさまざまな家電メーカーから発売されている人気の調理家電だ。Re・De Potの最大の特徴は、そのシンプルなデザインにある。カラーはレッド、ネイビー、ブラックの3色展開で、食卓に置いたときに圧迫感がない。取っ手があるので、調理後はコンセントを外して食卓に運びやすいのも魅力だ。最低限の操作ボタンしかないので、デザインはスッキリしている。本体サイズは幅288×奥行き222×高さ244mm、重さは約2.8kg。フタは取り外せるようになっており、見た目は炊飯器に近い。「圧力調理」「スロー調理」「温め調理」「自動調理」に対応しており、25分でごはんが炊き上がる。
自動メニューで作るカレーや肉じゃがは絶品!
Re・De Potの自動メニューでは、炊飯、おかゆ、無水カレー、肉じゃが、クリームシチュー、さばの味噌煮、豚の角煮、りんごのコンポートが作れる。今回は自動メニューでいくつか調理してみたが、なかでもカレーや肉じゃがは筆者の家族にも好評だった。今回、家族分も作ろうとして内鍋いっぱいに食材を入れてしまったところ、自動メニューの時間では上手く加圧されなかった。そこで、再度圧力調理をしたところ、きちんと圧力がかかり、じゃがいもや肉がほろほろに仕上がった。
ここでひとつ注意したいのが、電機圧力鍋は「圧力がかかるまで」と「圧力が抜けるまで」にも時間がかかるという点だ。加圧時間が10分の場合、圧力がかかるまでに5~10分ほど、圧力が抜けるのにも同じくらい時間がかかる。調理時間自体は時短になるが、その前後にも多少時間が必要なことを覚えておこう。
料理に慣れた人や少人数の家庭にぴったり
今回作った料理のなかで「鳥手羽と大根のあっさりボリューミー炊き込みごはん」も家族に好評だった。ホームページには料理研究家の川上ミホ氏プロデュースのスペシャルレシピが掲載されており、そのレシピを参照した。完成したら、塩とお好みでしょうゆ、ごま油をふりかけて器に盛る。鳥手羽は骨からホロリと外れるほどしっかり柔らかくなっており、大根もトロトロの仕上がり。これならごはんが焦げる心配をしなくていいので、作るハードルはかなり低い。
このようにいろいろ作ってみて感じたのが、「1万5000円でこれだけ使えれば十分!」ということだ。ひとり暮らしやふたり暮らしであれば、これ一台で料理の幅が広がるだろう。その反面、自動メニューは最低限のものに限られているので、料理に慣れていない人は作る料理が偏る可能性がある。また、家族が多いとメイン料理を作るにはサイズが物足りないので、副菜作りに活用するといいだろう。(TEKIKAKU・今西絢美)