7月2日にJTが展開している高温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エス」シリーズの最新モデル「プルーム・エス・2.0」が発売された。早速、入手したので、進化のポイントを従来機種と比較しながらレビューしていきたい。
プルーム・エスは、JTが展開する加熱式の中でも高温加熱型で、紙巻きのようなしっかりとした吸いごたえがあるのが特徴だ。低温加熱式ほどではないが、ニオイや煙が少なく、部屋吸いやマナーに気を遣う人に好まれる傾向があるように思う。テレワークによって、在宅時間が増えた記者も助けられている。
新モデルのデザイン自体、従来機種から大きな変更はない。カラーは、BLACKとWHITEのほか、数量限定でメタリックな質感のICE SILVERを用意している。細かいが重要な仕様変更は、充電ポートの端子が「Micro USB」から「Type C」になったことがあげられる。Type Cのデジタル端末を多く所有する人にとっては、待ちに待ったアップデートだろう。ケーブルを差し込む角度が横向きになり、机に置いた状態での充電がしやすくなったこともうれしい。
特筆すべきは、目に見えない性能の進化だ。基本性能と独自機能の二つの軸で紹介したい。まず、基本性能では“時間”に関する項目で大きな改善がみられる。加熱待ち時間が約40秒から約30秒に、1本当たりの使用可能時間が約3分30秒から約4分30秒に、充電時間が90分/約10本から60分/約20本・90分/約22本にそれぞれ変更されている。
いずれも使用する上で毎回関係してくる項目なので、非常に分かりやすく恩恵がある。これだけでも、従来機種のユーザーなら今すぐにでも買い替えるべき理由になるのだが、記者がより魅力を感じたのは独自機能である「テイスト・アクセル」だ。
テイスト・アクセルは、たばこスティックへの加熱ピークを長くするための新モード。通常は、スティックを徐々に加熱していくのだが、急速に加熱することで従来機種になかった強い吸い応えを実現してくれる。「メンソール特化」をうたうだけあって、スッと鼻を抜ける爽快感がかなり増す。記者が試してみたところ、レギュラーでも味わいが深くなる効果があった。また、吸いごたえは増してもプルーム・エスの魅力である「ニオイの少なさ」は変わらなかった。
モードは、アクションボタンを使用前に3回押して切り替える。LEDが青色から緑色に変化すればテイスト・アクセルがオンになったサインだ。印象は、「味がよくなった」というよりも「異なる味わいも楽しめるようになった」という感じ。従来の落ちついた吸い心地も引き続き味わえるので、味変する感覚で使うことができる。
また、プルーム・エス・2.0の発売に合わせて2種類のフレーバーが追加されている。「キャメル・メンソール・レッド・プルーム・エス用」と「キャメル・メンソール・イエロー・プルーム・エス用」だ。レッドがアップル、イエローがシトラスのフレーバーを採用している。どちらも、メンソールで新モデルの魅力を生かすにはうってつけ。基本性能の進化や独自機能がもたらす新しい味わいを確かめたいなら、一緒に試してみるのもありだろう。(BCN・大蔵大輔)
プルーム・エスは、JTが展開する加熱式の中でも高温加熱型で、紙巻きのようなしっかりとした吸いごたえがあるのが特徴だ。低温加熱式ほどではないが、ニオイや煙が少なく、部屋吸いやマナーに気を遣う人に好まれる傾向があるように思う。テレワークによって、在宅時間が増えた記者も助けられている。
新モデルのデザイン自体、従来機種から大きな変更はない。カラーは、BLACKとWHITEのほか、数量限定でメタリックな質感のICE SILVERを用意している。細かいが重要な仕様変更は、充電ポートの端子が「Micro USB」から「Type C」になったことがあげられる。Type Cのデジタル端末を多く所有する人にとっては、待ちに待ったアップデートだろう。ケーブルを差し込む角度が横向きになり、机に置いた状態での充電がしやすくなったこともうれしい。
特筆すべきは、目に見えない性能の進化だ。基本性能と独自機能の二つの軸で紹介したい。まず、基本性能では“時間”に関する項目で大きな改善がみられる。加熱待ち時間が約40秒から約30秒に、1本当たりの使用可能時間が約3分30秒から約4分30秒に、充電時間が90分/約10本から60分/約20本・90分/約22本にそれぞれ変更されている。
いずれも使用する上で毎回関係してくる項目なので、非常に分かりやすく恩恵がある。これだけでも、従来機種のユーザーなら今すぐにでも買い替えるべき理由になるのだが、記者がより魅力を感じたのは独自機能である「テイスト・アクセル」だ。
テイスト・アクセルは、たばこスティックへの加熱ピークを長くするための新モード。通常は、スティックを徐々に加熱していくのだが、急速に加熱することで従来機種になかった強い吸い応えを実現してくれる。「メンソール特化」をうたうだけあって、スッと鼻を抜ける爽快感がかなり増す。記者が試してみたところ、レギュラーでも味わいが深くなる効果があった。また、吸いごたえは増してもプルーム・エスの魅力である「ニオイの少なさ」は変わらなかった。
モードは、アクションボタンを使用前に3回押して切り替える。LEDが青色から緑色に変化すればテイスト・アクセルがオンになったサインだ。印象は、「味がよくなった」というよりも「異なる味わいも楽しめるようになった」という感じ。従来の落ちついた吸い心地も引き続き味わえるので、味変する感覚で使うことができる。
また、プルーム・エス・2.0の発売に合わせて2種類のフレーバーが追加されている。「キャメル・メンソール・レッド・プルーム・エス用」と「キャメル・メンソール・イエロー・プルーム・エス用」だ。レッドがアップル、イエローがシトラスのフレーバーを採用している。どちらも、メンソールで新モデルの魅力を生かすにはうってつけ。基本性能の進化や独自機能がもたらす新しい味わいを確かめたいなら、一緒に試してみるのもありだろう。(BCN・大蔵大輔)