テレワーク需要でPC販売倍増のASUS、最強の生産性向上マシン「ExpertBook B9」の実力は?
急速なテレワーク推進によって、ノートPCの販売が大きく伸びている。家電量販店やECショップのPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、5月の販売台数前年比は151.2%を記録。消費増税やWindows 7サポート終了の反動で沈みかけていたところから、再度盛り返している形だ。
ゲーミングやモバイルのイメージが強いASUSだが、ここのところビジネスシーンでも評価を高めている。5月のシリーズ別の販売台数シェアランキングでスタンダードタイプの「ASUS VivoBook 15」がベストテン入りするなど、支持を広げている。
そんな同社が“最強のテレワークデバイス”として5月15日に世に送り出したのが「ASUS ExpertBook B9(ExpertBook B9)」だ。1kg切りの軽量マシンでありながら、さまざまなビジネスの要件を満たす隙のないスペックを搭載。さらに、ASUSらしい独自のギミックも盛り込んだ。どれだけ業務の効率化に寄与するか、検証してみた。
本機で特にこだわりを感じたのが、薄さと軽さだ。高さは約14.9mmで、カバンに資料を入れるような感覚ですっぽりと収まる。重さは、14インチのノートPCとして世界最軽量クラスを実現。モデルによって約890gと約995gがあるが、いずれにしても片手で持ち上げても苦にならない。天板と底面に高強度のマグネシウムリチウム合金を採用することで、堅牢性も確保している。
長時間作業をすることを考えると、タイピングの快適さも重要だ。ExpertBook B9は本体を開くと、キーボード部に傾斜ができ、手首の負担を軽減してくれる設計になっている。キーピッチやキーストロークもしっかり確保されており、タッチ感も心地いい。防滴仕様になっているので、脇に置いていた飲み物がうっかりこぼれても故障しにくいのもうれしい。
外回りや出張が多い人が気にするであろう、バッテリの駆動時間も高い水準を実現している。モデルによって差はあるが、33Whバッテリを採用しているモデルで最大16時間、66Whバッテリを採用しているモデルで最大30時間の連続駆動を実現。見た目からは想像がつかないほどタフだ。バッテリ残量が少ないときは、約60%まで急速充電(33Whで39分、66Whで49分)することもできる。
ちなみに、左上のアイコンをスワイプすることで電卓アプリが表示することもできる。ちょっとした計算であれば、PCの横に電卓を置いて作業する必要がなくなる。NumberPad起動中もタッチパッドとしての機能はちゃんと働いているので、カーソルを移動させながら、数字入力を行うことも可能だ。
CPUがインテル Core i5-10210Uプロセッサーもしくはインテル Core i7-10510Uプロセッサー、メモリが8GBもしくは16GBから、ストレージが512GBもしくは1TB、というように細かくスペックを決めることができる。もちろん、Microsoft Office(Home&Business 2019)搭載モデルも用意している。
今春のテレワーク推進の期間で初めてテレワークを実践して、会社で使っていたPCではなにかと不便があることを実感した人も多いだろう。記者自身も現在使用しているノートPCとExpertBook B9を使い分けてみて、小さな差が業務の進捗に大きく影響することを体感した。
6月以降も企業によって継続してテレワークを実施しており、今後は出社しない勤務形態が標準化されているくことが予想される。ビジネスの最重要パートナーともいえるPCの選び方も、時代に合わせて変わってきている。もし店頭で迷ったときは、新基準にフォーカスを当てたExpertBook B9をとりあえず触ってみてほしい。細かいことは気にせずとも生産性をいかに高めることができるのかを肌で感じることができるだろう。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
市場平均を上回る成長率 ASUSがビジネス用途で台頭
上位メーカー各社が軒並み好調だが、特に成長著しいのがASUSだ。5月の販売台数前年比は208.5%で、市場における存在感を高めている。直近1年の販売台数前年比の推移をみると、ASUSはテレワーク需要が2020年3月を境に市場平均を上回り始めた。ゲーミングやモバイルのイメージが強いASUSだが、ここのところビジネスシーンでも評価を高めている。5月のシリーズ別の販売台数シェアランキングでスタンダードタイプの「ASUS VivoBook 15」がベストテン入りするなど、支持を広げている。
そんな同社が“最強のテレワークデバイス”として5月15日に世に送り出したのが「ASUS ExpertBook B9(ExpertBook B9)」だ。1kg切りの軽量マシンでありながら、さまざまなビジネスの要件を満たす隙のないスペックを搭載。さらに、ASUSらしい独自のギミックも盛り込んだ。どれだけ業務の効率化に寄与するか、検証してみた。
14インチのノートPCで世界最軽量クラス モバイル機としても優秀
まず、ExpertBook B9の画面サイズは14インチ。数字だけみると、モバイルPCとしてはやや大きめに思うかもしれない。しかし、実機に触れてみるとコンパクトで取り回ししやすいことが分かる。ディスプレイのベゼルは左右だけでなく上下も狭く、デザイン性という点でも非常に洗練されている。本機で特にこだわりを感じたのが、薄さと軽さだ。高さは約14.9mmで、カバンに資料を入れるような感覚ですっぽりと収まる。重さは、14インチのノートPCとして世界最軽量クラスを実現。モデルによって約890gと約995gがあるが、いずれにしても片手で持ち上げても苦にならない。天板と底面に高強度のマグネシウムリチウム合金を採用することで、堅牢性も確保している。
長時間作業をすることを考えると、タイピングの快適さも重要だ。ExpertBook B9は本体を開くと、キーボード部に傾斜ができ、手首の負担を軽減してくれる設計になっている。キーピッチやキーストロークもしっかり確保されており、タッチ感も心地いい。防滴仕様になっているので、脇に置いていた飲み物がうっかりこぼれても故障しにくいのもうれしい。
外回りや出張が多い人が気にするであろう、バッテリの駆動時間も高い水準を実現している。モデルによって差はあるが、33Whバッテリを採用しているモデルで最大16時間、66Whバッテリを採用しているモデルで最大30時間の連続駆動を実現。見た目からは想像がつかないほどタフだ。バッテリ残量が少ないときは、約60%まで急速充電(33Whで39分、66Whで49分)することもできる。
マウスパッドがテンキー代わりに 慣れると手放せない「NumberPad 2.0」
表計算ソフトなどを頻繁に使用する人におすすめなのが、タッチパッドのユニーク機能「NumberPad 2.0」だ。右上のアイコンを押すとタッチパッドに数字が表示され、テンキーのように使うことができるのだ。キーボード上段のキーで操作すると腕ごと動かさなければならないが、この機能を利用すれば手首を固定できるので、非常に効率的。従来にない使い方だが、慣れれば手放せない機能になるだろう。ちなみに、左上のアイコンをスワイプすることで電卓アプリが表示することもできる。ちょっとした計算であれば、PCの横に電卓を置いて作業する必要がなくなる。NumberPad起動中もタッチパッドとしての機能はちゃんと働いているので、カーソルを移動させながら、数字入力を行うことも可能だ。
選択肢豊富なExpertBook B9 Office搭載モデルも用意
ExpertBook B9は、使い方・好み・予算などに応じて幅広い選択肢がある。まずは、約890g/最大16時間連続駆動の“超軽量モデル”と約995g/最大30時間連続駆動の“大容量バッテリモデル”のいずれかを選択。CPUがインテル Core i5-10210Uプロセッサーもしくはインテル Core i7-10510Uプロセッサー、メモリが8GBもしくは16GBから、ストレージが512GBもしくは1TB、というように細かくスペックを決めることができる。もちろん、Microsoft Office(Home&Business 2019)搭載モデルも用意している。
今春のテレワーク推進の期間で初めてテレワークを実践して、会社で使っていたPCではなにかと不便があることを実感した人も多いだろう。記者自身も現在使用しているノートPCとExpertBook B9を使い分けてみて、小さな差が業務の進捗に大きく影響することを体感した。
6月以降も企業によって継続してテレワークを実施しており、今後は出社しない勤務形態が標準化されているくことが予想される。ビジネスの最重要パートナーともいえるPCの選び方も、時代に合わせて変わってきている。もし店頭で迷ったときは、新基準にフォーカスを当てたExpertBook B9をとりあえず触ってみてほしい。細かいことは気にせずとも生産性をいかに高めることができるのかを肌で感じることができるだろう。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。