サウンドファンは、高齢者など聴こえに困っている人に「聴こえ」を届ける、世界初の特許技術「曲面サウンド」搭載の「ミライスピーカー」新モデルとして、家庭向け小型軽量モデル「ミライスピーカー・ホーム」を5月12日に発売した。税別価格は2万7000円。


　同社では、ミライスピーカーを音のバリアフリースピーカーとして主に企業や公共施設向けに販売してきたが、近年、個人のユーザーから高齢者向けテレビ用スピーカーとしての活用を望む声が多く寄せられていたという。今回、その声に応え、家庭向け小型軽量モデルとしてミライスピーカー・ホームを開発した。

　ミライスピーカー・ホームは、言葉をはっきりとクリアに表現するテクノロジーで、テレビの大音量の悩みを解決する。音量を上げなくても聞き取りやすいため、聴こえづらい人もその家族もみんなが一緒にテレビを楽しめる音環境を提供する。

　操作は、電源オン・オフと音量つまみだけで、設置時に一度セットすれば通常、テレビ側の操作のみで使うことが可能。耳への装着や、肩掛けなど、使用者が装着する必要がなく、紛失や使用への抵抗も少なく使用できる。

　2ステップでコードをつなぐだけで接続完了。遠く離れた実家に設置する場合もスムーズに行える。また、充電式ではないため、1日長時間テレビをつけている家庭でも、充電切れの心配がない。