位置情報を確認できる小型IoTデバイス、「どこかなGPS」3月12日に発売

新製品

2020/03/06 08:00

 ソフトバンクは、ソフトバンクブランドの新商品として子どもの見守りや大切な物の位置情報を確認できる小型IoTデバイス「どこかなGPS」(ZTE製)を3月12日に発売する。価格は、本体と2年間の通信料金を合わせて1万2000円。ソフトバンク以外のユーザーでも使用できる。

どこかなGPS

 どこかなGPSは、衛星測位システムの信号を受信する機能(GPS機能)を搭載した正方形の小型のIoTデバイス。スマートフォン(スマホ)にインストールした専用アプリを通して、離れた場所から、どこかなGPSの位置情報を確認することができる。

 本体は、約4.7cm四方の薄型軽量なデザインで、鞄などに入れてもかさばることがない。また、防水(IPX7)と防じん(IP6X)に対応している。例えば、1人で通学する子どものランドセルのポケットなどに入れておくだけで、保護者はいつでも簡単に子どもの位置情報を把握することができる。

 また、GPSに加え、GLONASSや準天頂衛星「みちびき」のGPS補完に対応しているため、広い範囲でGPSなどの測位が可能。Wi-Fiや携帯電話基地局を組み合わせて利用することで、GPSなどの衛星の電波が届かない屋内・地下でも測位することができる。

 中央のボタンを押すと、その時点の位置情報が専用アプリに通知される。専用アプリでは、最新の位置情報を表示する機能「いまどこ検索」や、あらかじめ指定したエリアから出入りしたことをメールで通知する機能「ついたよ通知(GPS)」などを利用することができる。さらに、3分間隔などで自動的に測位をしたり、3日分の移動履歴を残したりなど、保護者が安心して子どもの見守りができる便利な機能が充実している。