ソニー、初の5Gスマホ「Xperia 1 II」でイヤホンジャック復活
ソニーモバイルコミュニケーションズは、新たなフラグシップスマートフォン(スマホ)として、第5世代移動通信システム(5G)対応の「Xperia 1 II(ワン・マークツー)」を発表した。日本を含む国や地域で、今春発売する。ソニーの技術を結集した「Xperia 1」の上位互換。さまざまな機能が進化しているほか、3.5mmイヤホンジャックが復活した。
ミラーレス一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を応用し、世界初AF/AE追従20コマ/秒の高速連写や60回/秒のAF/AE演算、人物と動物に対応したリアルタイム瞳AFを実装。動きが速い被写体であっても、秒間20回ピントを合わせて連続で撮影する。従来機比で約1.5倍、暗所での撮影も可能だ。ユーザーインターフェースには新機能「Photography Pro」を搭載し、αシリーズの使い勝手を再現している。
映画のような質感や色表現で動画を撮影できる「Cinematography Pro」も進化。水準器やタッチAF、ホワイトバランスのカスタム設定などが加わったほか、録音時に風の音を自動で削除する「インテリジェントウィンドフィルター」を備える。
本体のサイズは高さ166×幅72×厚さ7.9mm、重さは181g。CPUはSnapdragon 865 5G Mobile Platform、メモリは8GB、ストレージは128/256GB。フロントカメラは800万画素。バッテリ容量は4000mAhでワイヤレスチャージに対応する。カラーはブラック、パープル、ホワイトの3色を用意。IP65/68の防水性能を備える。なお、現段階で発表されているのは、グローバル版のスペック。日本で発売する際は、変更される可能性もある。
手のひらサイズのブラビア
画面は同社のテレビ「BRAVIA(ブラビア)」シリーズの技術を取り入れた4K HDR対応の6.5インチ有機ELディスプレイ。2画面操作に適した21:9の縦長画面は健在だ。また、新たに残像低減技術を採用して、クリアな映像を実現。用途にあわせて色味を調節できる設定も追加している。デジタルカメラ「α」シリーズの技術を応用
カメラには、有効画素数1200万画素の超広角、望遠、標準の動きに強いトリプルレンズカメラと、3D iToF(深度)センサーを備える。ZEISS(ツァイス)レンズを採用したことで、被写体の微細な質感までを忠実に再現。さらに、独自の「ティースターコーティング」でレンズ内の反射を低減し、鮮明に撮影することができる。ミラーレス一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を応用し、世界初AF/AE追従20コマ/秒の高速連写や60回/秒のAF/AE演算、人物と動物に対応したリアルタイム瞳AFを実装。動きが速い被写体であっても、秒間20回ピントを合わせて連続で撮影する。従来機比で約1.5倍、暗所での撮影も可能だ。ユーザーインターフェースには新機能「Photography Pro」を搭載し、αシリーズの使い勝手を再現している。
映画のような質感や色表現で動画を撮影できる「Cinematography Pro」も進化。水準器やタッチAF、ホワイトバランスのカスタム設定などが加わったほか、録音時に風の音を自動で削除する「インテリジェントウィンドフィルター」を備える。
Xperia史上最高の音質体験
音質面では、ソニー・ミュージックエンタテインメントやソニー・ピクチャーズエンタテインメントとの協業で、音楽や映画などのコンテンツにあわせて独自のチューニングを施した。また、3.5mmオーディオジャックを復活させたほか、左右均等にフロントステレオスピーカーを配置することで、音圧増加と低音域を拡大。「360 REALITY AUDIO」で360°音に包まれる体験も可能だ。「DSEE Ultimate」により、ストリーミングサービスやワイヤレスヘッドセットでもハイレゾ相当で楽しむことができる。極上のゲーム体験
ゲームモードに切り替えることで、ディスプレイのタッチパフォーマンスが向上。タッチ検知回数を秒間60回から120回に倍増させる。加えて、誤操作を防止しゲームに集中するために、通知・ナビゲーションバーなどの機能を無効化することができるようになった。本体のサイズは高さ166×幅72×厚さ7.9mm、重さは181g。CPUはSnapdragon 865 5G Mobile Platform、メモリは8GB、ストレージは128/256GB。フロントカメラは800万画素。バッテリ容量は4000mAhでワイヤレスチャージに対応する。カラーはブラック、パープル、ホワイトの3色を用意。IP65/68の防水性能を備える。なお、現段階で発表されているのは、グローバル版のスペック。日本で発売する際は、変更される可能性もある。