サムスン電子は、2月11日(現地時間)に米国・サンフランシスコで開催した「Galaxy Unpacked 2020」で、縦型の折り畳みスマートフォン(スマホ)「Galaxy Z Flip」を発表した。
同社は昨年の2月に初めて4.6インチのディスプレイを広げると7.3インチに変形する折り畳みスマホ「Galaxy Fold」を発表。新たなスタイルの端末として話題を集めた。国内でも、KDDIが10月に販売を開始している。
斬新さの一方で、ディスプレイの耐久性が弱い、価格が高すぎる(日本では税込み24万円)などの声も聞かれていたが、今回のGalaxy Z Flipはこうした不満を解消するものになっている。
Galaxy Z FlipがGalaxy Foldと異なるのは、なんといっても開閉が横ではなく縦ということだ。これは、懐かしのガラケーを彷彿とさせる。開いた状態の画面サイズが6.7インチ(有機EL、フルHD+)で、アスペクト比が21.9:9。閉じると、正方形に近いコンパクトな形状になる。
背面には、1.1インチのカバーディスプレイを搭載しており、通知表示やアウトカメラでセルフィーするときのモニターに利用することができる。カメラは、アウトにデュアルレンズ(広角1200万画素+超広角1200万画素)、インに1000万画素のシングルレンズを採用している。
Galaxy Foldは折り曲げた際にディスプレイに折り目が薄く見えてしまうという欠点があったが、Galaxy Z Flipは新開発した超薄型ガラスを用いることで、従来よりも折り目が目立ちにくくなっている。また、90度に折り曲げた状態で自立するため、机に置いてテレビ電話するなどの折り畳みならではの新たな使い方も提案している。
価格は1380ドル(日本円で約15万1500円)。スマホとして高価であることに変わりないが、Galaxy Foldから大幅に値下げされている。なお、4G LTEモデルのみで5Gモデルには非対応。米国や韓国などの一部の地域で2月14日に発売する。日本ではKDDIが18日に予約を受け付け、2月下旬に発売予定。現時点で価格は未定だ。(BCN・大蔵大輔)
同社は昨年の2月に初めて4.6インチのディスプレイを広げると7.3インチに変形する折り畳みスマホ「Galaxy Fold」を発表。新たなスタイルの端末として話題を集めた。国内でも、KDDIが10月に販売を開始している。
斬新さの一方で、ディスプレイの耐久性が弱い、価格が高すぎる(日本では税込み24万円)などの声も聞かれていたが、今回のGalaxy Z Flipはこうした不満を解消するものになっている。
Galaxy Z FlipがGalaxy Foldと異なるのは、なんといっても開閉が横ではなく縦ということだ。これは、懐かしのガラケーを彷彿とさせる。開いた状態の画面サイズが6.7インチ(有機EL、フルHD+)で、アスペクト比が21.9:9。閉じると、正方形に近いコンパクトな形状になる。
背面には、1.1インチのカバーディスプレイを搭載しており、通知表示やアウトカメラでセルフィーするときのモニターに利用することができる。カメラは、アウトにデュアルレンズ(広角1200万画素+超広角1200万画素)、インに1000万画素のシングルレンズを採用している。
Galaxy Foldは折り曲げた際にディスプレイに折り目が薄く見えてしまうという欠点があったが、Galaxy Z Flipは新開発した超薄型ガラスを用いることで、従来よりも折り目が目立ちにくくなっている。また、90度に折り曲げた状態で自立するため、机に置いてテレビ電話するなどの折り畳みならではの新たな使い方も提案している。
価格は1380ドル(日本円で約15万1500円)。スマホとして高価であることに変わりないが、Galaxy Foldから大幅に値下げされている。なお、4G LTEモデルのみで5Gモデルには非対応。米国や韓国などの一部の地域で2月14日に発売する。日本ではKDDIが18日に予約を受け付け、2月下旬に発売予定。現時点で価格は未定だ。(BCN・大蔵大輔)