4K60p録画可能なキャプチャーボード、アイ・オー・データ機器が新ブランドで発売

 アイ・オー・データ機器は、ゲーミングブランド「GigaCrysta E.A.G.L」から、4K/60pのパススルー録画に対応したソフトウェアエンコード型PCIeキャプチャーボード「GV-4K60/PCIE」を12月下旬に発売する。税別価格は3万6800円。PCの映像を4K画質で録画したいユーザー向けの入門機に位置付ける。

アイ・オー・データ機器が12月下旬に発売する4K/60pのパススルー録画に対応キャプチャーボード
「GV-4K60/PCIE」

 GigaCrysta E.A.G.Lは、「すべてのゲーマーに、より進化したゲームライフを楽しんでいただきたい」という想いが込められた新ブランド。新製品のGV-4K60/PCIEは、この想いを最高峰の画質でゲームのプレイ画面を記録するという手法で実現する。また、本体ステータスを表すように、ロゴが光る仕様になっている。

 4K/60p以外にも、2K/240pもパススルーで録画が可能。遅延を極力抑えたことで、ゲームプレーに妥協することなく録画することができる。同社の「GigaCrysta」ブランドのゲーミングディスプレイとは動作確認済みで、相性を気にする必要はない。
 
4K/60pや2K/240pをパススルーで録画可能

 付属の録画ソフト「I-O DATA HD Mix Capture」は、シンプルで分かりやすい操作画面が特徴。ウェブカメラの映像やマイクの音声を同時に記録し、ゲーム映像にウェブカメラで撮影した自身を重ねたピクチャーインピクチャーの合成動画も簡単に制作できる。ワイプの位置は、右上、右下、左上、左下の4か所から選べるので、動画視聴の邪魔にならない位置に配置することが可能だ。

 高圧縮技術のH.265に対応しており、従来のH.264に比べて録画ファイルサイズが小さくなる。PCと接続した大容量のUSBハードディスクを録画動画の保存先に指定すれば、長時間録画にも対応する。