東芝ライフスタイルが12月に発売するコードレス スティッククリーナー「TORNEO V cordless VC-CL1600」は、吸い込んだゴミと空気を分離するサイクロン部の改善などで本体体積を約15%削減してスリム化を図った。重さも、約5%軽量化の1.8kgとした。
VC-CL1600は、見た目のデザインも従来機種と比べてスリムに見える。従来機種からの大きな変更点は、延長管の上に配置していたサイクロン部を操作部よりも下に配置した。また、独自サイクロンシステムの上部にある第2分離部で吸気が渦巻き状に流れる「コーン」を、8気筒から6気筒に減らした。この二つの見直しによって、本体サイズのスリム化に成功した。
正面から見るとサイクロン部が隠れるため、売り場で従来機種よりもスリムに感じるだろう。サイクロン部の配置を変更したことで、ヘッド部を左右に曲げる際に振り子の原理のような効果が働き、手首で軽くひねるだけで操作できるようになった。
グリップ部も延長管に水平にせずに少し斜めに配置する「SLANTデザイン」を採用することで、手で握るスペースが拡大した。
ほかにも、従来から採用しているフィルターレスのサイクロンシステム「バーティカルトルネード」もあらためて訴求する。サイクロンシステムには、プリーツフィルターでゴミを取る方法と、フィルターレスの方法の二つがある。
前者は、フィルターに細かいゴミがたまると目詰まりして、吸込み風量が低下しやすく、フィルターを手入れする手間が生じる。ただ、構造がシンプルであるため、サイズがコンパクトにできるメリットがある。
後者は、集じん分離コーン部で空気とゴミを分離するため、フィルターがなく吸込み力が持続する。ただ、プリーツフィルター方式よりも構造が複雑で大きくなりやすいというデメリットもあった。今回の東芝の「バーティカルトルネード」は、気筒数を減らすことでコンパクトにし、フィルターレス方式のデメリットを目立たなくしたといえるだろう。
コードレス スティッククリーナーは、部屋に出しっぱなしにして使うケースが多く、忙しくても気づいたとき、すぐに掃除できることがユーザーから支持されている。それだけデザイン性の高さやスリム感が、製品選びの争点にもなっている。
ふとん用ブラシと丸ブラシ、すき間ノズルが付属するVC-CL1600の価格はオープンで、税別の実勢価格は6万5000円前後の見込み。カラーは、グランレッドとピンクブロンズの2色。すき間ノズルのみでカラーがホワイトだけのVC-CL600は5万5000円前後の見込み。
VC-CL1600は、見た目のデザインも従来機種と比べてスリムに見える。従来機種からの大きな変更点は、延長管の上に配置していたサイクロン部を操作部よりも下に配置した。また、独自サイクロンシステムの上部にある第2分離部で吸気が渦巻き状に流れる「コーン」を、8気筒から6気筒に減らした。この二つの見直しによって、本体サイズのスリム化に成功した。
正面から見るとサイクロン部が隠れるため、売り場で従来機種よりもスリムに感じるだろう。サイクロン部の配置を変更したことで、ヘッド部を左右に曲げる際に振り子の原理のような効果が働き、手首で軽くひねるだけで操作できるようになった。
グリップ部も延長管に水平にせずに少し斜めに配置する「SLANTデザイン」を採用することで、手で握るスペースが拡大した。
ほかにも、従来から採用しているフィルターレスのサイクロンシステム「バーティカルトルネード」もあらためて訴求する。サイクロンシステムには、プリーツフィルターでゴミを取る方法と、フィルターレスの方法の二つがある。
前者は、フィルターに細かいゴミがたまると目詰まりして、吸込み風量が低下しやすく、フィルターを手入れする手間が生じる。ただ、構造がシンプルであるため、サイズがコンパクトにできるメリットがある。
後者は、集じん分離コーン部で空気とゴミを分離するため、フィルターがなく吸込み力が持続する。ただ、プリーツフィルター方式よりも構造が複雑で大きくなりやすいというデメリットもあった。今回の東芝の「バーティカルトルネード」は、気筒数を減らすことでコンパクトにし、フィルターレス方式のデメリットを目立たなくしたといえるだろう。
コードレス スティッククリーナーは、部屋に出しっぱなしにして使うケースが多く、忙しくても気づいたとき、すぐに掃除できることがユーザーから支持されている。それだけデザイン性の高さやスリム感が、製品選びの争点にもなっている。
ふとん用ブラシと丸ブラシ、すき間ノズルが付属するVC-CL1600の価格はオープンで、税別の実勢価格は6万5000円前後の見込み。カラーは、グランレッドとピンクブロンズの2色。すき間ノズルのみでカラーがホワイトだけのVC-CL600は5万5000円前後の見込み。