ビックカメラ、介護や重労働をサポートする「マッスルスーツ」、業界初の10万円台

 ビックカメラは、身体に装着するだけで重いものを運んだりする重労働をサポートする「マッスルスーツEvery」の販売を11月1日に開始する。イノフィスが開発したアシストスーツで、税込みの販売価格は14万9600円。50万~100万円台が多いアシストスーツで、10万円台に抑えたのは業界初だという。

ビックカメラが販売する「マッスルスーツEvery」

 価格を抑えたことで、法人向けだけでなく、一般消費者にも販売できると踏んだ。マッスルスーツEveryは、電源を使っていないのが特徴。空気圧を利用した独自の方法を採用しているため、コンセントや充電などが不要。電源や稼働時間を気にする必要がない。
 
マッスルスーツEveryの利用シーン
 
製品正面

 重さは3.8kgで、女性や年配者も使いやすくした。重いものを運ぶときだけでなく、雪かきや農業、介護、引っ越しなど、さまざまなシーンでの活用が期待でき、作業負担を軽減する。

 店頭展示で試すことができるビックカメラ新宿西口店を手始めに、随時販売する店舗を増やしていく。