Xperia 8、便利な2画面操作が手のひらサイズに ワイモバイルが明日予約開始

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2019/10/08 19:30

 ソニーは、21:9のワイドディスプレイを搭載するミッドレンジスマートフォン(スマホ)「Xperia 8」を発表した。ハイエンドモデルに搭載している2画面操作に対応し、二つのアプリを一つの画面で同時に操作することができる。幅は69mmで、手のひらサイズを実現。10月下旬以降にY!mobile(ワイモバイル)から発売する。同社からXperiaを販売するのは初。価格は税込み5万4000円としている。

ワイモバイルから10月下旬に発売する「Xperia 8」​​​​​​

 約6.0インチの大画面はフルHD+対応。縦長ディスプレイは、2画面操作に適している上、一画面に表示できる情報量の多さが特徴だ。映画やミュージックビデオなどで採用される21:9の映像をフル画面で楽しめるほか、ソニー独自の「トリルミナスディスプレイ for mobile」で、鮮やかな色彩表現を実現した。
 
2画面操作に適した約6.0インチ 21:9の縦長ディスプレイ

 メインカメラには、約1200万画素と約800万画素のデュアルカメラを搭載。背景ぼけや光学2倍ズームによって、ポートレートなど、被写体だけにピントをあわせて際立たせることができる。料理や人物、夜景、逆光など13種類のシーンに加えて、歩き検出など四つの状況を判別し、自動で最適な設定で撮影する「プレミアムおまかせオート」を搭載。初心者でも、きれいな写真が撮影できるようになっている。

 3.5mmオーディオジャックを搭載するほか、ワイヤレスでもハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)の高音質を再生可能。フロントパネルとバックパネルにはCorning「Gorilla Glass 6」を採用し、強度を確保した。また、IPX5/8の防水性能、IP6Xの防塵性能を備え、さまざまな場面で利用することができる。フレームにはメタルと樹脂を使用し、明るく硬質なカラーを組み合わせることで高級感を出している。
 
Xperia 1よりも幅を3mm短縮して手のひらサイズ(幅69mm)を実現

 本体のサイズが幅約69×高さ158×奥行き8.1mmで、重さが約170g、バッテリ容量が2760mAh、OSがAndroid 9 Pie、CPUがQualcomm Snapdragon 630、ストレージが64GB、メモリが4GB。microSDスロットを備える。外部端子はUSB Type-C。おサイフケータイ(FeliCa)に対応する。カラーは、ホワイト、ブラック、オレンジ、ブルーを用意した。