長谷工コーポレーション、スマホ連動の個別宅配ボックスを開発

新製品

2019/09/26 13:00

 長谷工コーポレーションは、シブタニ、アイホンと共同で、スマートフォンやタブレット端末と連動して安全性を高めた約630リットルの個別宅配ボックスを開発したと発表した。第1弾として、2021年2月竣工予定の総戸数439戸の新築マンション「ルネ横浜戸塚」に全戸導入する。

個別宅配ボックス(利用イメージ)

 3社は、宅配便の再配達の社会問題化に加え、収納容量の不足、集合住宅の共用部に設置した宅配ロッカーの不満点などを受け、2017年11月に、各住戸の玄関前に設置する大容量の戸別宅配ボックスの開発に着手した。物件によって容量や利用可能な配送サービスは異なるが、宅配ボックスでトップクラスの収納容量なので、複数の荷物を受け取り可能。荷物を入れる際は、住戸玄関インターホンの呼び出しが必要な仕組みとなっており、人物確認・録画によって盗難を防ぐ。
 
荷物受け取り時のフロー(入居者が外出中の場合)

 来訪者の映像は、外出先からでもスマホ/タブレットから確認でき、通話や開錠も可能。サイズは幅56×高さ194×奥行き58cm。なお、今回導入する個別宅配ボックスは、容積緩和対象となっている。