スカパーJSATとNTT東西、光回線テレビサービスでBS/110度CS左旋4K・8K放送

サービス

2019/08/21 16:00

 スカパーJSAT、東日本電信電話(NTT東日本)、西日本電信電話(NTT西日本)は9月1日に、「フレッツ・テレビ」など光回線を使ったテレビサービスで、新4K8K衛星放送のうち、新たにBS/110度CS左旋4K・8K放送の提供を開始する。

光回線を使ったテレビサービスで視聴できる新4K8K衛星放送・視聴可能チャンネル

 2018年12月に開始した新4K8K衛星放送のうち、NHKの8Kチャンネルを含むBS/110度CS左旋4K・8K放送は、従来のBS/110度CS右旋放送よりも高い周波数を用いるため、アンテナで視聴する際にはアンテナや屋内設備が左旋放送の周波数に対応したものでない場合、それらを対応したものに交換する必要がある。

 FTTHを利用する「フレッツ・テレビ」などを契約し、スカパーJSATが販売する「光対応 新4K8K衛星放送アダプター」を利用すると、アンテナをはじめとする宅内設備を大幅に変える必要なく、BS/110度CS左旋4K・8K放送を含む、現在放送されている新4K8K衛星放送の全チャンネルを受信できる。
 
アンテナ利用時と光回線を使ったテレビサービスの宅内設備の比較

 「光対応 新4K8K衛星放送アダプター」は、テレビ1台ごとに1台を付属の同軸ケーブルで接続し、給電は同軸ケーブルから行うため、別途ACアダプタなどは必要ない。同等の機能を持つDXアンテナ製とミハル通信製の2機種を用意しており、税別価格はどちらも9000円。BS/110度CS左旋4K・8K放送の提供開始に先立ち、8月26日から販売申込を受け付ける。
 
「光対応新4K8K衛星放送アダプター」のイメージ