ヤーマンの「メディリフト」に新モデル、目元特化で男性にも訴求

新製品

2019/07/25 19:35

 これまでにないウェアラブルタイプの美顔器として大ヒットしているヤーマンの「メディリフト」。7月23・24日に都内で開催した秋冬新製品発表会では、目元のエイジングケアを目的とする「メディリフト アイ」を発表した。

ヤーマンが7月23・24日に秋冬新製品発表会を開催

 メディリフトはメディカルシリコーン製マスクにEMS電極を配置する顔の下半分専用の美顔器。2018年3月の発売後すぐにSNSなどを中心に話題になり、初回生産分は約2カ月で完売。今年に入っても人気は根強く、大手家電量販店がオンリーショップを相次いでオープンするなど販路も拡大中だ。
 
大ヒット中のメディリフトは大手家電量販店にオンリーショップができるなど販路を拡大している
(写真は「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」)

 今回新たにラインアップに追加されたメディリフト アイは、これまでカバーしていなかった顔の上半分、特に目元にフォーカス。目元の皮膚を支えている「眼輪筋」と眼輪筋から頭部へとつながっている「側頭筋」を同時に刺激する新発想も基づく製品で、力強い印象を与える目元をつくる。
 
目元のエイジングケアを目的とする「メディリフト アイ」

 つけるだけでケアが楽、というのもメディリフトの魅力。メディリフト アイは10分間装着するだけなので、時間がないときやリラックスしたいときでも気軽に使用できる。税別価格は2万8000円。8月28日に銀座三越で先行発売、9月4日にヤーマン直営店、百貨店、メディリフトストア、ヤーマンオンラインストアなどで発売する。

 内覧会で山﨑貴三代社長は「メディリフトは女性だけでなく男性のユーザーも増えている。メディリフト アイも幅広いユーザーから受け入れてもらえるのではないか」とコメント。今後は男性に向けた訴求にも力を入れていく方針で、新しいタイプの美容家電としての定着を狙う。(BCN・大蔵 大輔)