日立グローバルライフソリューションズは7月10日、スマートフォン(スマホ)と連携したオーブンレンジの「ヘルシーシェフ MRO-W10X」のメディアセミナーを開催した。6月22日から実売税別価格12万前後で販売しており、スマホ連携のカギとなる「ヘルシーシェフアプリ」を新開発した。
新製品はコネクテッド家電としての先進性を打ち出すためにデザインを一新。デジタル技術の活用による新しい価値提案と、暮らしを彩るデザイン価値の創造という二つのデザインコンセプトを反映した。
例えば、従来の日立のオーブンレンジでは、フロントガラスに多くの調理メニューを印字していた。作りたいメニューが一目でわかる親切さがある一方で、すべてのメニューを入れると情報量が多くなり、正面から見たデザインを犠牲にしていた。
また、実際にユーザーが調理するときは、スマホアプリのレシピを見ながら調理するケースが増えている。そこで、MRO-W10Xでは思い切ってフロントに調理メニューを印字しないようにした。これにより、ボタン一体型ダイヤルと運転状況に合わせて青色やピンク色、白色に変化するダイヤルリング、見やすいフルドット液晶、最低限のボタンだけのシンプルなデザインになった。
また、フロント扉を引く際のハンドルも上部に水平にレイアウトすることで、正面からみるとハンドルが本体に溶け込んで見えなくなる洗練したデザインに仕上げた。
では、調理メニューはダイヤルを回せばフルドット液晶に表示することも可能だが、思い切って「ヘルシーシェフアプリ」に表示する仕様に変更した。操作感や一覧性、食べたくなるような食欲をそそる料理画像、分かりやすいレシピの文字情報はスマホのアプリにはかなわない。
もちろん、本体に大画面の液晶ディスプレイを搭載してスマホライクに使えるようにする方法も考え方としてはあるが、オーブンレンジを操作するときだけしか使わないデバイスに搭載するのはナンセンスだろう。
スマホアプリに任せれば、新しいメニューを次々と追加できるし、実際にMRO-W10Xに搭載されているクックパッドで殿堂入りした30レシピをキレイに見せたり、ユーザーが作る際のサポートをしたりすることもできる。
セミナーでは、実際にアプリを操作しながら殿堂入りレシピの一つである「トマトで煮込んだロールキャベツ」を作った。スマホでレシピサイトを見るのとまったく同じ感覚で違和感なく操作できる。
基本的な操作は、レシピを決めて作り方をチェックして、画面に表示される流れに沿って操作し、調理をするときだけ「送信」ボタンを押す。するとMRO-W10X用に火加減などがプログラミングされた独自データがWi-Fiを通じてMRO-W10Xに送信され、自動で調理を開始する。後は出来上がるのを待つだけだ。
ヘルシーシェフアプリの新しいレシピは秋以降、順次配信予定。また日々のメニューに悩んだときに便利な「献立決め機能」や普段使う加熱のパワーや時間を自分好みで登録できる「お気に入り機能」、使い方に困ったときの「サポート機能」、調理時間をプッシュ通知してくれる「お知らせ機能」などを搭載している。
これまではスタンドアローンで使えるよう、本体に多くの機能を盛り込み、その分、価格が高くなっていたオーブンレンジだが、日立のようにスマホに任せる部分は思い切ってスマホに任せるという考え方もありだろう。
そもそもこうした考え方は、製品を購入した後も機能が進化するという日立のコネクテッド家電のコンセプトとも合致する。そして、MRO-W10Xがフラッグシップながら12万円という価格が実現できたのも、実はコネクテッド家電に隠されたもう一つの重要なポイントといえるだろう。(BCN・細田 立圭志)
新製品はコネクテッド家電としての先進性を打ち出すためにデザインを一新。デジタル技術の活用による新しい価値提案と、暮らしを彩るデザイン価値の創造という二つのデザインコンセプトを反映した。
例えば、従来の日立のオーブンレンジでは、フロントガラスに多くの調理メニューを印字していた。作りたいメニューが一目でわかる親切さがある一方で、すべてのメニューを入れると情報量が多くなり、正面から見たデザインを犠牲にしていた。
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また、実際にユーザーが調理するときは、スマホアプリのレシピを見ながら調理するケースが増えている。そこで、MRO-W10Xでは思い切ってフロントに調理メニューを印字しないようにした。これにより、ボタン一体型ダイヤルと運転状況に合わせて青色やピンク色、白色に変化するダイヤルリング、見やすいフルドット液晶、最低限のボタンだけのシンプルなデザインになった。
また、フロント扉を引く際のハンドルも上部に水平にレイアウトすることで、正面からみるとハンドルが本体に溶け込んで見えなくなる洗練したデザインに仕上げた。
では、調理メニューはダイヤルを回せばフルドット液晶に表示することも可能だが、思い切って「ヘルシーシェフアプリ」に表示する仕様に変更した。操作感や一覧性、食べたくなるような食欲をそそる料理画像、分かりやすいレシピの文字情報はスマホのアプリにはかなわない。
もちろん、本体に大画面の液晶ディスプレイを搭載してスマホライクに使えるようにする方法も考え方としてはあるが、オーブンレンジを操作するときだけしか使わないデバイスに搭載するのはナンセンスだろう。
スマホアプリに任せれば、新しいメニューを次々と追加できるし、実際にMRO-W10Xに搭載されているクックパッドで殿堂入りした30レシピをキレイに見せたり、ユーザーが作る際のサポートをしたりすることもできる。
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セミナーでは、実際にアプリを操作しながら殿堂入りレシピの一つである「トマトで煮込んだロールキャベツ」を作った。スマホでレシピサイトを見るのとまったく同じ感覚で違和感なく操作できる。
基本的な操作は、レシピを決めて作り方をチェックして、画面に表示される流れに沿って操作し、調理をするときだけ「送信」ボタンを押す。するとMRO-W10X用に火加減などがプログラミングされた独自データがWi-Fiを通じてMRO-W10Xに送信され、自動で調理を開始する。後は出来上がるのを待つだけだ。
ヘルシーシェフアプリの新しいレシピは秋以降、順次配信予定。また日々のメニューに悩んだときに便利な「献立決め機能」や普段使う加熱のパワーや時間を自分好みで登録できる「お気に入り機能」、使い方に困ったときの「サポート機能」、調理時間をプッシュ通知してくれる「お知らせ機能」などを搭載している。
これまではスタンドアローンで使えるよう、本体に多くの機能を盛り込み、その分、価格が高くなっていたオーブンレンジだが、日立のようにスマホに任せる部分は思い切ってスマホに任せるという考え方もありだろう。
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そもそもこうした考え方は、製品を購入した後も機能が進化するという日立のコネクテッド家電のコンセプトとも合致する。そして、MRO-W10Xがフラッグシップながら12万円という価格が実現できたのも、実はコネクテッド家電に隠されたもう一つの重要なポイントといえるだろう。(BCN・細田 立圭志)