独ミーレの洗剤を自動投入する洗濯機、初のヒートポンプ式衣類乾燥機も来春発売

新製品

2019/07/05 19:30

 ミーレ・ジャパンは、最大90℃の温水洗浄が可能なMieleランドリー製品の「W1洗濯機 WCI660 WPS」を7月1日に発売した。また、「T1衣類乾燥機 TCJ680 WP」を2020年初頭に発売する予定。ともに最大容量9kgで、設置は、単独置き・スロットイン・ビルトイン・2段積みに対応する。

洗剤自動投入に対応した「W1洗濯機 WCI660 WPS」

 W1洗濯機 WCI660 WPSは、液体洗剤自動投入システム「TwinDos」や、独自のカプセル式の特別洗剤・柔軟剤「CapDosing」、ミーレのスマートフォン(スマホ)アプリ「Miele@mobile」から操作可能な「WiFiConn@ct(ワイファイコネクト)」に新たに対応した。9kgの大容量はシリーズ初。
 
洗濯機の状態確認や操作、プログラム選択といったスマホから可能(後日対応予定)

 T1衣類乾燥機 TCJ680 WPは、ヒートポンプ方式を初めて採用し、従来のコンデンサー方式に比べ、消費電力を従来の半分以下に抑えた。新機能として、別売の「フレグランスフラコン」を使用して衣類に香り付けができる「FragranceDos2」、水の噴射でしわを伸ばす「SteamFinish」を搭載し、「WiFiConn@ct」に対応する。
 
ミーレ初のヒートポンプ方式を採用した「T1衣類乾燥機 TCJ680 WP」

 サイズは2機種とも、幅596×奥行636×高さ846~854mm。税別価格は、W1洗濯機 WCI660 WPSが38万円、T1衣類乾燥機 TCJ680 WPが36万円だが、W1洗濯機 WCI660 WPSは9月30日までキャンペーン価格34万8000円となる。
 
新シリーズ広告ビジュアルと、Mieleグローバルブランドアンバサダーに就任した
マリーナ・カザンコヴァさん

 ミーレは、洗濯機の洗浄力に必要な四つの要素として「時間」「温度」「機械力」「洗浄力」を挙げ、Mieleランドリー洗濯大国ドイツ流のトータルランドリーケアを提案する。なお、TwinDosに対応する専用の液体カートリッジ洗剤ウルトラフェーズをはじめ、オリジナルの洗濯用洗剤を販売している。