ヤーマンの「スカルプドライヤー」に新モデル、育毛剤の浸透力がアップ

新製品

2019/06/21 18:30

 理美容機器メーカーのヤーマンは6月21日、髪を乾かしながら頭皮ケアもできる美容音波振動ドライヤー「スカルプドライヤー プロ HC-9W」を発表した。価格は税別2万2000円で、8月1日からヤーマン直営店や直販サイトのヤーマンオンラインストア、家電量販店などで発売する。

ヤーマンの「スカルプドライヤー プロ HC-9W」

 HC-9Wは、毎分約3700回の音波振動で頭皮の弾力を向上させて頭筋を心地よく刺激しながら、60℃の低温風と育成遠赤外線で熱によるダメージを抑えながら髪を乾かす。音波振動でケアすることで、美容成分や育毛剤のミノキシジルなどの育毛成分を角質層まで浸透しやくすくし、手塗りに比べて浸透性が約1.5倍アップする。
 
ミノキシジル (育毛剤) を「単純塗布した場合」と「スカルプH 3分→塗布→スカルプC 3分の手順で
使用した場合」の30分後を起点とした60分経過時点でのミノキシジルの浸透量(平均値)を比較

 音波振動や育成遠赤外線、イオンなどの美容テクノロジーを搭載して、髪だけでなく頭皮や顔まで広範囲に働きかける。

 モードは全部で三つ。「DRY」のヘアケアドライモードは、マイナスイオンと遠赤外線、約60℃の低温風でドライで乾かす。

 「SCALP H」の温感スカルプモードは、マイナスイオンと遠赤外線、美容音波振動、約42℃の微風で頭皮を刺激する。毛髪診断士による監修実験で使用する前と5分使用した後との頭皮温度は平均7.8℃向上し、冷えて固くなりがちな頭皮のやわらかさが平均110%改善したという。
 
「SCALP H」モードの使用前と5分使用した後の頭皮温度の比較
(毛髪診断士による監修実験)

 「SCALP C」の冷感スカルプモードは、マイナスイオンと美容音波振動、冷風で育毛成分の浸透をサポートする。

 なお、すべてのモードにマイナスイオンを搭載することで、プラスに帯電しやすい髪にマイナスイオンを放出して静電気を抑えてダメージから守る。 スカルプヘッド(大)、セット用ノズル、ツヤブラシが付属する。