首都圏の一部の「PUDOステーション」が「はこぽす」として利用可能に

サービス

2019/06/05 16:00

 日本郵便は6月3日に、Packcity Japanが運営するオープン型宅配ロッカー「PUDOステーション」のうち、首都圏の駅や駅周辺にある一部を、日本郵便の受取ロッカー「はこぽす」として利用できるサービスを開始した。

 商品購入時や再配達時に受取場所を「PUDOステーション」に指定すると、指定したPUDOステーションで日本郵便の荷物を受け取れる。受取場所として指定可能なPUDOステーションは、東京238、神奈川42、千葉17、埼玉16、茨城2の1都4県の計315か所。利用方法など詳細は「はこぽす」のWebサイトで確認できる。
 
「はこぽす」として利用可能なPUDOステーションにはステッカーを掲示する

 フリマアプリなど郵送ニーズの高まりを受け、日本郵便は2018年9月25日から、ゆうパックの基本運賃より180円割り引くウェブ決済型ゆうパック「ゆうパックスマホ割」の提供を開始し、利用を推奨している。
 
「ゆうパックスマホ割」の仕組み

 「ゆうパックスマホ割」は、スマートフォン向け専用アプリ上で事前にクレジットカードで決済するため通常より割安な料金設定となっている。発送時に郵便局を受け取り場所に指定するとさらに100円引きとなり、直近1年間に10個以上利用すると、割引後の運賃から10%割り引く。

 手間もかからず、宛名ラベルは、アプリ画面に表示される2次元コードを専用端末「ゆうプリタッチ」でスキャンするだけで作成できる。また、受取人の住所がわからない場合でも、受取人が指定する郵便局やコンビニエンスストア、「はこポス」を宛先にして発送することができるため、会社の同僚、SNS上の友人・知人などへのプレゼントなどに活用できる。