タイガー魔法瓶、「土鍋ご泡火炊き」のIH炊飯ジャー、ミキサー2機種も

 タイガー魔法瓶は6月21日に、土鍋圧力IH炊飯ジャー「<炊きたて>土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPH-A102」と、“良い音設計”のミキサー「SKT-A100」「SKR-V250」を発売する。価格はいずれもオープン。

JPH-A102

 「JPH-A102」は、内なべに本物の土から作った蓄熱性の高い「プレミアム本土鍋」を採用し、最高温度約265度の高火力、大小2つのボールを使って圧力を1.25気圧から1.05気圧に可変する「可変W圧力」で、甘みと旨味を引き出し、ごはんをつややかな表面のもっちりとした食感に炊き上げる。

 プレミアム本土鍋は、陶器の本場である三重県四日市市の伝統工芸である「四日市萬古焼」を使用しており、細かい特別な土を使って約1250度の高温で焼き上げた。さらに、新開発のフッ素コーティングによって、沸騰維持工程で従来よりも温度を上げて、泡立ちを強めることが可能になった。なお、内なべ割れ・フッ素コーティングのはがれは3年間保証する。

 最大炊飯容量は1.0L(5.5合炊き)で、「押麦」「もち麦」の2種類の「麦めし」、3種類の「炊込み」を含む多彩なメニュー、好みに合わせた3段階の炊き分け機能を搭載。毎日の手入れは、内なべ、着脱式の調圧キャップ、内ぶたの3点のみで、簡単に取り外して清掃できる。本体カラーはマットブラウン。税別の実勢価格は12万円前後の見込み。

 ミキサー2機種は、現代の暮らしに合わせた使いやすさを追求した「Urban Life Series(アーバンライフシリーズ)」の新製品。従来より実感音を約45%カットし、時間帯や状況を問わず利用できるようにした。
 
「SKT-A100」(左)と「SKR-V250」(中、右)

 「SKT-A100」は6枚刃のブラックチタンコーティングのステンレス製カッターを備え、「パワフル」モードを利用すると、アボカドやキウイ、ブドウなどの皮や種もまるごと切削し、滑らかな食感のジュースが作れる。トライタン製(樹脂製)カップの容量は約1000mLで、お手入れ用のヘラつきブラシが付属する。カラーはミスティホワイトのみ。税別価格は1万5000円前後の見込み。

 「SKR-V250」は、4枚刃のブラックチタンコーティングのステンレス製カッターを備え、そのままコップとしても使える容量約250mLのガラス製カップが付属する。カラーはナイトネイビー、ミスティホワイトの2色。税別の実勢価格は8000円前後の見込み。