NECパーソナルコンピュータは、プライベートとビジネスの両方で使える13.3型ワイドLED IPS液晶ディスプレイ搭載ノートPCの新シリーズ「LAVIE Pro Mobile」を5月16日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は、CPUにCore i7-8565Uとストレージ容量512GBのSSDのPM750/NAが20万9800円前後、Core i5-8265Uと256GBのPM550/NAが18万9800円前後の見込み。
同シリーズは、プロシューマ向けと位置付けている。プロシューマは、生産者(Producer)と消費者(Consumer)を組み合わせた造語で、ノートPCをプロユースで使っているユーザーが、1日の中でプライベートとビジネスを切り分けることなくノートPCを使ってる実態を製品コンセプトに反映した。
都内某所で開催した記者会見では、河島良輔執行役員が「LAVIE Pro MobileはZEROシリーズの後継機種として令和時代の働き方をサポートする。軽さだけでなく、デザインと質感、剛性の両立を狙った」と新シリーズのコンセプトについて語った。
また、商品企画本部商品企画グループの森部浩至グループマネージャーは、「世界最軽量は狙わなかった。8割のユーザーが満足する900g以下とバッテリ駆動、20時間以上を目指した。ここにモビリティ、剛性、デザイン、生産性の四つのポイントに絞った」と語った。ZEROシリーズは超軽量を追求したモデルだったが、LAVIE Pro Mobileではそれだけを狙わない点に事業戦略の大きな変更がある。
剛性では、1日中携帯して移動する機動性の高いモビリティ性能とのバランスをとるために、天板部に人工衛星やF1カーなどで使われている炭素繊維の中でも最高級品の新カーボン素材を採用した。
具体的には、新カーボンの天板部の上下のプリプレグの間のコア層を、軽いカーボン網を組み合わせた積層カーボン構造にすることで、従来と比べて約2倍の凹み耐性(点耐圧2倍)にして、重さ約837gの軽量も実現した。本体の面耐圧150kgf・76cm落下試験もクリアしている。
重さ約837gは、現機種のHZ750/Lの約831gに及ばないものの、約20時間の駆動時間と、現機種の約10.8時間と比べて約2倍にした。プライベートとビジネスの用途を分け隔てることなく、1日中使うことを想定したLAVIE Pro Mobileならではの特徴だろう。
シンプルで美しいデザインにもこだわった。本体からディスプレイを開いたときに正面のヒンジを見えなくしたフラットフェイスや、排気口であるエキゾーストポートを本体とディスプレイの間に配置するノイズレスデザインを採用した。
最薄部8.7mmの薄型デザインやディスプレイを開けやすくする液晶部のななめのラインや、底面を絞り込んだくさび形状など細部のデザインにもこだわりを見せている。
生産性では、ビジネスシーンの電話会議の音声を聞き取りやすくするヤマハ製AudioEngineのミーティング機能を採用したミーティングモードを搭載した。
指向性の広いマルチユーザーモードでは、どの方向からも相手の声がクリアに聞こえる一方で、指向性の狭いパーソナルモードを選択すれば自分に相手の声がクリアに聞こえる。
指紋認証にも対応したほか、カラーバリエーションはメテオグレーとフレアゴールド、クラシックボードの3色。
同シリーズは、プロシューマ向けと位置付けている。プロシューマは、生産者(Producer)と消費者(Consumer)を組み合わせた造語で、ノートPCをプロユースで使っているユーザーが、1日の中でプライベートとビジネスを切り分けることなくノートPCを使ってる実態を製品コンセプトに反映した。
都内某所で開催した記者会見では、河島良輔執行役員が「LAVIE Pro MobileはZEROシリーズの後継機種として令和時代の働き方をサポートする。軽さだけでなく、デザインと質感、剛性の両立を狙った」と新シリーズのコンセプトについて語った。
また、商品企画本部商品企画グループの森部浩至グループマネージャーは、「世界最軽量は狙わなかった。8割のユーザーが満足する900g以下とバッテリ駆動、20時間以上を目指した。ここにモビリティ、剛性、デザイン、生産性の四つのポイントに絞った」と語った。ZEROシリーズは超軽量を追求したモデルだったが、LAVIE Pro Mobileではそれだけを狙わない点に事業戦略の大きな変更がある。
剛性では、1日中携帯して移動する機動性の高いモビリティ性能とのバランスをとるために、天板部に人工衛星やF1カーなどで使われている炭素繊維の中でも最高級品の新カーボン素材を採用した。
具体的には、新カーボンの天板部の上下のプリプレグの間のコア層を、軽いカーボン網を組み合わせた積層カーボン構造にすることで、従来と比べて約2倍の凹み耐性(点耐圧2倍)にして、重さ約837gの軽量も実現した。本体の面耐圧150kgf・76cm落下試験もクリアしている。
重さ約837gは、現機種のHZ750/Lの約831gに及ばないものの、約20時間の駆動時間と、現機種の約10.8時間と比べて約2倍にした。プライベートとビジネスの用途を分け隔てることなく、1日中使うことを想定したLAVIE Pro Mobileならではの特徴だろう。
シンプルで美しいデザインにもこだわった。本体からディスプレイを開いたときに正面のヒンジを見えなくしたフラットフェイスや、排気口であるエキゾーストポートを本体とディスプレイの間に配置するノイズレスデザインを採用した。
最薄部8.7mmの薄型デザインやディスプレイを開けやすくする液晶部のななめのラインや、底面を絞り込んだくさび形状など細部のデザインにもこだわりを見せている。
生産性では、ビジネスシーンの電話会議の音声を聞き取りやすくするヤマハ製AudioEngineのミーティング機能を採用したミーティングモードを搭載した。
指向性の広いマルチユーザーモードでは、どの方向からも相手の声がクリアに聞こえる一方で、指向性の狭いパーソナルモードを選択すれば自分に相手の声がクリアに聞こえる。
指紋認証にも対応したほか、カラーバリエーションはメテオグレーとフレアゴールド、クラシックボードの3色。