「EOS Kiss X10」が本日発売! 一眼レフの将来を占う一台に
デジタル一眼レフカメラのエントリー機として不動の人気を誇る「EOS Kiss」シリーズ。その最新モデルである「EOS Kiss X10」が4月25日に発売される。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格(税込)は、ボディ単体が8万3700円、EF-S18-55 IS STM レンズキットが9万4500円、ダブルズームキットが12万6900円。カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3色。
「EOS Kiss X10」は、可動式液晶ディスプレイ搭載のデジタル一眼レフカメラで世界最軽量となる449gの小型ボディを実現。一眼レフながら気軽に持ち歩けるのが売りだ。従来機種から映像エンジンを最新の「DIGIC 8」にアップデート。描写はより高精細になり、4K動画の撮影にも対応した。
「デュアルピクセルCMOS AF」も進化を遂げた。ライブビュー撮影時のピント位置が増えたほか、サーボAF・動画サーボAF設定時には被写体の瞳を検知して焦点を合わせる「瞳AF」が作動し、動く人物の表情も的確に撮影することができる。
一眼レフ市場は長い低迷状態にある。全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2019年3月の販売金額は3年前の16年3月から6割以上減少。カメラ全体の構成比ではミラーレスを下回った。一部では「一眼レフはプロ向けのハイエンドモデルだけ残り、エントリーモデルは収束していく」という見方もある。
一眼レフのエントリーモデルが今後どのように推移していくのか。代表格である「EOS Kiss」シリーズの最新機種は、その行く末を占う試金石としての役割も背負っている。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などのPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
「EOS Kiss X10」は、可動式液晶ディスプレイ搭載のデジタル一眼レフカメラで世界最軽量となる449gの小型ボディを実現。一眼レフながら気軽に持ち歩けるのが売りだ。従来機種から映像エンジンを最新の「DIGIC 8」にアップデート。描写はより高精細になり、4K動画の撮影にも対応した。
「デュアルピクセルCMOS AF」も進化を遂げた。ライブビュー撮影時のピント位置が増えたほか、サーボAF・動画サーボAF設定時には被写体の瞳を検知して焦点を合わせる「瞳AF」が作動し、動く人物の表情も的確に撮影することができる。
一眼レフ市場は長い低迷状態にある。全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2019年3月の販売金額は3年前の16年3月から6割以上減少。カメラ全体の構成比ではミラーレスを下回った。一部では「一眼レフはプロ向けのハイエンドモデルだけ残り、エントリーモデルは収束していく」という見方もある。
一眼レフのエントリーモデルが今後どのように推移していくのか。代表格である「EOS Kiss」シリーズの最新機種は、その行く末を占う試金石としての役割も背負っている。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などのPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。