映像・放送・広告業界向けクラウドワークスペース「JECTOR MOTIONBASE」

サービス

2019/04/09 15:00

 ねこじゃらしは4月3日に、プロ仕様のクラウドワークスペース「JECTOR MOTIONBASE(ジェクター モーションベース)」の提供を開始した。

制作現場の働き方やコミュニケーションを変革するために開発した
「JECTOR MOTIONBASE」

 「JECTOR MOTIONBASE」は、同社のクラウドサービス開発・運営ノウハウと、映像制作のプロフェッショナルである東北新社が長年の映像制作で蓄えた知見を活かして開発した、映像・放送・広告業界で働くプロ向けのサービス。データ共有とコミュニケーション機能を内包し、発売前の商品情報や作品情報なといった絶対に漏洩できない機密情報を保護しながらプロジェクトを共同で進行できる。

 主な機能は、プロジェクトで共有しているファイルのみ添付可能など、メンバーだけで安全に情報を共有できる「プロジェクトメンバー専用チャットルーム」、動画・静止画ファイルを並び替え、任意の地点を指定して連続再生が可能な「プレイリスト機能」、大容量ファイル転送、端末認証と監査による「情報流出防止機能」の4つ。利用料金は、ユーザー数とデータ容量、追加したオプションから算出する。
 
「JECTOR MOTIONBASE」の料金体系

 プレイリスト機能では、プレビューできる動画なら、異なる解像度やフォーマットでも自由に並べ替えてリスト化可能で、従来のような編集やレンダリングは不要なので作業時間を短縮でき、素材データをダウンロードする必要もない。ループ再生、フル画面表示、360°表示切り替え、二つの動画・静止画を同時に再生できる比較再生も可能。360°VR動画を含む、多種多様なファイル形式に対応する。

 対応OSは、macOS 10.12以降、Windows 7以降、iOS 11以降、Android 7.0以降。対応ファイルは動画22種類、音声13種類、グラフィック15種類と、3Dデータのstl、obj、fbx、360°VRのequirectangular。ほかにもテキストファイル、Officeファイルなどもサポートする。