LINEメッセージを活用したホームIoTサービス「necolico HOME+」

新製品

2019/03/19 15:00

 ネコリコは3月7日に、LINEで家と会話可能なホームIoTサービス「necolico HOME+(ネコリコホームプラス)」をAmazon.co.jpで発売した。

「necolico HOME+」の提供イメージ

 「necolico HOME+」は、家庭に設置した各種センサーやスマートメーターなどからの情報をLINEメッセージとして受け取ったり、LINEから家電を操作したりできる個人向けホームIoTサービス。利用にあたって最新のLINEアプリをインストールしたスマートフォン、無線LAN(Wi-Fi)環境は必要だが、月額利用料はかからない。

 IoTゲートウェイ「NextDrive Cube J1」は非常にコンパクトで、コンセントと無線LAN環境があればどこでも設置できる。各種センサーのほか、スマートメーター(電力メーター)との接続もサポートしており、1台でホームIoTとHEMSの両方を兼ね備える。さらに、2019年中にスマートロックや蓄電池などもサポートする予定。
 
コンパクトなIoTゲートウェイ「NextDrive Cube J1」

 ラインアップは、「necolico HOME+ スターターキット NH-001」と「necolico HOME+ みまもり追加キット NH-002」の2種類で、「スターターキット」は、付属のOMRON環境センサー(USB型)が観測する、温度・湿度・照度・気圧・揮発性有機化合物(eTVOC)・二酸化炭素(eCO2)・騒音といった情報をクラウドで分析し、室内の環境情報をLINEメッセージで知らせる「おせっかい通知」機能を中心とした基本セットとなる。無料の専用アプリ「Ecogenie(エコジェニー)」で各種センサーやスマートメーターの数値の「見える化」も提供する。

 「おせっかい通知」は、現在、「不快指数」「インフルエンザ危険度」「換気情報」に対応し、今後も追加していく予定。さらに、別売のLink Japan製スマートリモコン「eRemoteシリーズ」と連携すると、LINEの通知からシームレスにエアコンを操作できる。
 
ラインアップは2種類(左:NH-001、右:NH-002)。
連携可能な機器は順次拡大していく

 「みまもり追加キット」は、「NH-001」と組み合わせて利用可能なカメラとモーションセンサーのキット。モーションセンサーは加速度を検知すると、自動でカメラが録画して知らせるので、遠方の家族やペットの見守り、簡易的なホームセキュリティなど、さまざまな用途に活用できる。録画映像やライブ映像も「Ecogenie」を通じて外出先から確認できる。

 ユニークなUIとして、スタンプを使った操作に対応しており、LINEでスタンプを送信するだけで対応した機能を呼び出せる。税込価格は、「necolico HOME+ スターターキット NH-001」が1万9800円、「necolico HOME+ みまもり追加キット NH-002」が1万2800円、専用スタンプは120円。
 
スタートダッシュキャンペーン

 「necolico HOME+」の発売記念キャンペーンとして、「necolico HOME+ スターターキット NH-001」を購入してキャンペーンに応募した人の中から抽選で50名に、電池で動く「OMRON環境センサ」をプレゼントする「スタートダッシュキャンペーン」を3月31日まで実施する。