東電EPの川崎社長、「春の光熱費相談会」の現場で陣頭指揮

 電気とガスの自由化で「初月ガス代半額!キャッシュバック!」キャンペーンを展開中の東京電力エナジ―パートナー(東電EP)は3月7日、川崎敏寛社長が東京・葛飾区の販売現場であるアリオ亀有1階のイベントスペースに駆け付けて会見を開いた。「販売の現場に立ってお客様とface to faceで接することで、お客様の真の声を聞くことができる。これが営業の神髄。社員も同じ思いで対応してほしい」と、営業畑出身の社長らしいコメントを述べた。

販売現場で顧客に直接アピールする東電EPの川崎社長

 アリオ亀有の特設ブースでは、「春の光熱費相談会」として3月2日~8日、3月12日~16日、3月18日~31日の3回を開催。ガス検針票を持参する顧客に来場記念品を渡すなどの販促を展開している。

 1月11日~4月14日まで展開中の「初月ガス代半額!キャッシュバック!」キャンペーンでは、期間中に新規に一般家庭向け都市ガスプラン「とくとくガスプラン」か「とくとくガス床暖プラン」を申し込むと、初月のガス代の半額が、翌月以降のガス料金請求額から差し引かれる。また、専用のウェブサイトから申し込むと通常500ポイントのところを、1000ポイントもらえる。
 
春の光熱費相談会のブース

 東電EPは1月に、都市ガスの契約件数が当初の予定よりも1年前倒しで100万件を突破したと発表し、19年度の目標を倍増の200万件に上方修正した。川崎社長は「キャンペーン開始前と開始後では、申込件数は倍で推移している」と、手応えを得ているようだ。

 対象エリアのテレビCMやウェブ広告、トレインチャンネルなどでは、タレントの鈴木福くんや、お笑い芸人フットボールアワーの後藤輝基さん、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんなどが出演。うさぎのキャラクター「テプコン」の声の主が誰かについて、SNSなどで話題になっている。同社ではキャンペーン期間中に約30カ所で、このようなリアルの場での相談会を開催するという。