ゼンリン、カーナビ「Strada」向けダウンロード版更新地図データを発売

新製品

2018/11/20 15:00

 ゼンリンは、パナソニック製カーナビゲーション「Strada(ストラーダ)」のうち、ゼンリン製の地図データを採用する2014年秋発売以降の機種(一部機種を除く)向けに、ダウンロード版更新地図「2019年度版更新地図ダウンロードデータ」を、オンラインショップの「ZENRIN Store」で12月5日に発売する。

 道路地図データ、地点検索データ、市街地図など、すべての地図データを更新でき、路線情報では新名神高速道路の川西IC~神戸JCT間の延伸や、東京外環自動車道の三郷南IC~高谷JCTの延伸などを更新している。

 ダウンロード版は、カーナビ本体に付属しているSDカードにユーザー自身で地図データをダウンロードする必要がある。主な収録データは、市街地図が1295エリア、施設検索が約1600ジャンル(約330万件)、住所検索が約3850万件など。なお、更新時の手間が少ない、SDカード収録のメディア版はパナソニックが販売する。
 
ダウンロード版地図データの更新手順

 税別価格は9980円。2019年11月30日まで、道路地図データを2か月に1回、地点検索データを4か月に1回、無料で更新できる権利が付属する。

 ゼンリンは、国内カーナビ用の地図データで約7割のシェアを占めており、全国約70拠点の調査網で、徒歩調査による建物の入口情報や方向案内看板の取得、全方位カメラを搭載した調査車両による道路規制情報などの取得といった独自調査で収集・整備した地図データを、ナビメーカーなどに提供している。