テックウインド、3ベイでRAID5アレイを構築できるNASを取扱開始

新製品

2018/10/25 11:00

 テックウインドは、コンパクトな3ベイタワー型NAS「TS-351」の取り扱いを10月19日に開始した。価格はオープンで、税込の実勢価格は3万7000円。

TS-351

 TS-351は、家庭や小規模オフィス向けのNASで、最小のディスク構成でRAID5アレイを構築できる。インテル Celeron プロセッサー J1800と2GB DDR3Lメモリーを搭載。3.5インチSATA 3Gb/秒と6Gb/秒のドライブトレイを備え、NAS全体と共有フォルダーに対してAES 256ビットの暗号化をサポートしている。

 SSDキャッシングをサポートし、2280フォームファクターのM.2 PCIe(Gen2×1、5Gb/s)NVMe SSD(別売)をサポートするM.2スロット2基を備えることによって、IOPSが必要なアプリケーションのワークフロー全体の性能を高める。さらに、M.2 SSD、2.5インチSSD、大容量HDDを常に加速化して連続的にストレージ効率を最適化するのに役立つ自動階層化を行う新しいQtier 2.0を採用。リアルタイムでのバーストI/Oを扱うためにキャッシュのように機能するSSD階層化ストレージを強化し、SSDのメリットを最大限に生かす。

 QNAPスナップショットによって、NASシステムのステータスとメタデータを完全に記録。「Storage & Snapshots Manager」「File Station」で簡単に管理することができ、障害発生時にシステムを通常状態にすぐに戻すことができる。1NASあたり最大256のスナップショット、1つのボリューム/LUNあたり最大256のスナップショットをサポートする。

 さらに、「QTS」で直観的なユーザーインターフェイスで操作が可能。フラット設計によって、読み込み時間を短縮するほか、インテリジェントなデスクトップで必要な機能の素早い探し出し、デスクトップショートカットやグループショートカットの作成、リアルタイムベースでのシステム情報監視、複数のアプリケーションウィンドウを開いて複数のタスクを同時に実行するなど、作業効率を改善する環境も整っている。