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【レビュー】ベンキューの目に優しいアイケアディスプレイ「EW3270U」は働く女性の味方だった

 「働き方改革」を受け、在宅勤務しやすい環境が整いつつある。家で仕事をする際には、ノートPCの省スペース性を生かしながら大画面で作業できる外付けディスプレイがあると便利だ。なかでも、ベンキューの31.5型4K液晶ディスプレイ「EW3270U」は、目を労わるアイケア技術を備えるという。その性能を確かめるため、家で仕事をする機会の多いというTさん(女性)に使ってもらった。

ベンキューのアイケアディスプレイ「EW3270U」を使ってもらった

 Tさんがまず驚いたのは画面の大きさ。「以前、家族で見ていたテレビの大きさに近い」と感動していた。31.5型は、狭めのリビングやキッチンで使うディスプレイとして十分な大きさ。最初は戸惑っていたが、「画面が大きい分、たくさんブラウザを開いても、余裕を持って作業できる」と喜んでいた。
 
「EW3270U」は31.5インチでHDR・4K対応

 Tさんは、映像のきれいさにも驚き、「これでゲームをやったら今まで見えていなかった細かいものまで見えそう。仕事のためだけに液晶ディスプレイは買えないかもしれないけど、趣味にも使えるならいいかも」と感想を語った。

 最近、4K画質やHDRに対応するゲームや映画、ライブなどの映像コンテンツが増えている。独自のアイケア技術で、目の負担なく、そうした高画質映像を楽しめるのは、「EW3270U」の強みだ。仕事だけでなく、趣味にも快適な環境をもたらしてくれるHDR対応4Kディスプレイは、今後ますます活躍する場面が増えるだろう。

 実際にしばらく仕事をしていると、いつもの仕事環境との違いに気が付いたTさん。「いつもは目が疲れたら自分で明るさを調節して画面を暗くするだけだったけど、そもそもあまり疲れない」という。自動で最適な明るさや色味に調節する機能を備えていることを伝えると、「便利……」と感嘆していた。
 
アイケア技術のおかげか、長い時間使ってもあまり疲れないと語るTさん

ベンキューのアイケア技術の実力

 目が疲れにくいのは、アイケア技術の「フリッカーフリー」「ブルーライト軽減」「ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I.+)」を備え、目への負担を抑えているからだ。
 
本体の右下にあるボタンで簡単に切り替えられる

 そもそもフリッカーとは、ディスプレイの輝度を調節する際に発生するバックライトの明滅のこと。バックライトは、輝度最高の状態では常時オンになっているが、輝度を下げるとオンとオフを高速に繰り返し画面を暗く見せている。これが“ちらつき”として見えてしまうと、目に負担をかけてしまう。
 
あえて暗く撮影しているが、波打っている黒い線がフリッカー(ディスプレイは別製品)

 この対策として考案されたのが、「フリッカーフリー」技術だ。人の目では認識できないほど高速にオンとオフを繰り返すことで“ちらつき”を抑え、目への負担を軽減している。

 「B.I.+」は、ベンキューが独自に開発した最新のアイケア技術。視聴環境の周辺の明るさや色温度、さらには閲覧しているコンテンツ自体の明るさや色温度を検知して、ディスプレイの明るさと色味を自動で調節する機能だ。
 
ディスプレイの設定は画面下のボタンで変更できる

 自動で最適な明るさに調節することで目の負担を抑えるほか、ディスプレイと周辺の照明の明暗差を和らげ、瞳孔の負担を軽減する。さらに、ディスプレイの色と環境の色を近づけることで、色の差を調節しようとする目の働きを抑制し、疲れを軽くする。

 たとえば、窓がある部屋の明るさは、朝、昼、夕、夜によって変わる。それに伴ってディスプレイの見え方も変わってしまう。しかし、「B.I.+」を起動していれば、周りの明るさにあわせて、見え方が一定になるようディスプレイ自体が調節してくれる。周辺が暗くなれば、画面が明るくなりすぎないよう自動で調節するのだ。Tさんが「便利」と評価した機能も、「B.I.+」に由来する機能だ。
 
接続端子は一通りそろえている

 目に配慮しつつHDRコンテンツが楽しめるのも「B.I.+」の魅力。一般的なディスプレイで、HDRモード中にブルーライトを抑えるモードなどを同時に起動すると、HDRの性能が生かし切れない場合がある。しかし、「B.I.+」を搭載した「EW3270U」なら、はっきりと映像を映し出すことで、ほとんど変化なくHDR対応コンテンツを楽しめる。

育児・家事の両立を目指す女性を応援

 育児や家族の体調不良、交通機関の乱れなどで、オフィスへの出勤が難しい日もあるだろう。特に、家事・育児と仕事の両立という観点で、働く女性からは、テレワークの本格導入に期待する声が大きい。定時退社を促され、仕事を持ち帰らざるを得ない場合もあるかもしれない。こうした自宅での作業に備え、ディスプレイにこだわってはいかがだろうか。いくらか負担が軽減されるかもしれない。