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“初代”プレステがミニ化して復刻、「プレイステーション クラシック」が12月3日に発売

新製品

2018/09/19 18:30

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、1994年12月3日に発売した「プレイステーション(プレステ)」をコンパクトサイズで精密に復刻した、「プレイステーション クラシック」を12月3日に発売する。発売日は、いわゆる“初代”プレステと同じ。

“初代”「プレイステーション」を踏襲したパッケージ
「プレイステーション クラシック」本体

 プレイステーション クラシックは、“初代”プレステの外見やボタン配置、コントローラ、外箱パッケージのデザインをほぼそのままに、本体を縦横で約45%、体積を約80%コンパクトにした。
 
“初代”「プレイステーション」がコンパクトサイズになって復刻

 ソフトウェアタイトルは20本を内蔵。「R4 RIDGE RACER TYPE 4」(バンダイナムコエンターテインメント)、「JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻」(SIE)、「鉄拳3」(バンダイナムコエンターテインメント)、「ファイナルファンタジーⅦ インターナショナル」(スクウェア・エニックス)、「ワイルドアームズ」(SIE)など、名作タイトルを揃えた。

 テレビなどの外部ディスプレイに接続するためのHDMIケーブルと、本体の電源供給時に市販のUSB対応ACアダプターに接続するUSBケーブルが付属する。専用コントローラーを2つ同梱し、対戦や協力プレイもできる。税別価格9980円で、数量限定で販売する。日本のほか、北米、欧州で同時に販売する。
 
付属品のラインアップ

 “初代”プレステは当時、革新的な3DCGのリアルタイム描画を実現し、記録媒体にCD-ROMを採用することでソフトの大容量化を可能にするなど、90年代以降のゲーム業界に大きな影響を与えた。世界中で人気を博し、数多くの有名作品が生まれた。

 セガの「メガドライブ ミニ(仮称)」は19年に発売を延期したものの、任天堂の「ニンテンドークラシックミニ」シリーズやSNKの「NEOGEO mini」など、クラシックゲーム機が小型化して復刻する流れは続いている。「PCエンジン」などのほかのクラシックゲームもこの流れに乗ってくるのか、引き続き注目したい。