パナソニックは、ななめドラム洗濯乾燥機「Cuble（キューブル）」に新ヒーターユニットの搭載で乾燥容量5kgを可能とした「NA-VG2300」など、6モデルを11月1日に発売する。


　価格はオープンで、税別の実勢価格は、静電タッチパネルでスマートフォン（スマホ）での操作が可能なNA-VG2300が32万円前後、LED操作パネルでスマホ操作が可能な「NA-VG1300」が31万円前後、LED操作パネルで乾燥容量乾燥3.5kgに対応した「NA-VG730」が25万円前後。どのモデルも、左開きと右開きを用意している。パナソニックでは、6モデルの月産として6000台を見込む。

　NA-VG2300とNA-VG1300は、ヒーターの能力を従来の400Wから600Wまで向上。ヒーターの熱源となる半導体素子配列を改善して、1.5倍のヒーター能力を実現し、従来より約5℃高くなった室温プラス約15℃の低温風でやさしく乾燥する。これにより、洗濯～乾燥時間は従来と同じ約195分（「おまかせコース」の場合）のまま、乾燥容量を3kgから5kgにアップした。

　また、温水泡洗浄のコースを拡充。おしゃれ着をやさしく洗い、衣類の傷みを抑えながら皮脂汚れを落として黄ばみを予防する「約40℃おしゃれ着コース」（洗濯容量は2kgまで）を搭載し、衣類や目的にあわせた温水洗浄が可能になった。さらに、すすぎの回数・時間を増やして、たっぷりの水ですすぐ「パワフル滝すすぎコース」を搭載し、「おまかせコース」の約2倍のすすぎ性能を実現している。