“給水しやすさ”を追求したシャープのプラズマクラスター加湿機

新製品

2018/08/30 19:00

 シャープは8月30日、「どっちも給水」として、「トレー給水」と上から水を注いで給水する「直接給水」の2通りの給水方式が利用できるプラズマクラスター加湿機「HV-H75/HV-H55」を9月2日に発売すると発表した。使用時の不満点で多い「給水が面倒」といった声を汲み取り、給水しやすさを追求した。

HV-H75

 「直接給水」時は、本体天面の給水口からやかんやペットボトルで注ぎ足し給水できるので、トレーを抜き差しする手間が省ける。トレー内の水量を測る水位センサーによって音と光で水量を確認できるので、注ぎ足しも簡単に行える。
 
本体上部の注ぎ口から給水できる

 一方、トレーは洗面台や流しの蛇口の高さにあわせて背を低くし、給水しやすくした。トレー本体は握りやすいハンドル付きで、持ち運びもしやすい。
 
トレーは蛇口の高さにあわせて設計

 設置面積はほぼA4サイズというコンパクト設計ながら、ハイブリッド方式の加湿機では業界トップクラスのパワフルな加湿能力をもつ。加湿能力は、従来機種に比べ、ハイパワータイプの「HV-H75」は750ml/h(プレハブ洋室21畳)で従来機種の約1.1倍に、レギュラータイプの「HV-H55」は550mL/h(プレハブ洋室15畳)で同じく1.1倍になった。
 
さりげなくリビングに馴染むデザイン

 清潔さを保てるよう、空気の通り道や水の通り道となる部品はすべて取り外して洗えるようにした。別売りの「Ag+イオンカートリッジ」を使えば、ぬめりやニオイの原因となる水中の菌を抑制することもできる。
 
簡単に部品を着脱し、すみずみまで洗える

 価格はオープンで、税別の実勢価格は、「HV-H75」が2万7000円前後、「HV-H55」が2万3000円前後の見込み。カラーはともにホワイト系とブルー系の2色。