スカパーJSATとNTT東西、光回線を使って「新4K8K衛星放送」に対応へ

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2018/07/19 18:00

 スカパーJSAT、NTT東日本、NTT西日本は、BSデジタル放送/110度CSデジタル放送による「新4K8K衛星放送」に関し、「フレッツ・テレビ」など光回線を使ったテレビサービスで、12月に順次提供を開始するBS右旋4K放送に加えて、2019年夏以降にBS/110度CS左旋4K・8K放送を提供すると発表した。

光回線を使った「新4K8K衛星放送」提供イメージ

 総務省の「4K・8K推進のためのロードマップ」によると、BS/110度CSによる「新4K8K衛星放送」で、20年の東京五輪・パラリンピック競技大会の数多くを4K・8Kで中継するという目標が設定されており、17年11月に発表したBS右旋4K放送への対応に加え、BS/110度CS左旋4K・8K放送への対応を決定した。「フレッツ・テレビ」など、光回線を使ったテレビサービスで、19年夏以降、NHKの8Kチャンネルを含む10チャンネル以上が新たに視聴可能となる。

 BS/110度CS左旋4K・8K放送の提供チャンネルは、映画エンタテインメントチャンネル、ショップチャンネル 4K、4K QVC、NHK BS8K、J SPORTS 1(4K)、J SPORTS 2(4K)、J SPORTS 3(4K)、J SPORTS 4(4K)、日本映画+時代劇 4K、スターチャンネル、スカチャン 1 4K、スカチャン 2 4Kと、20年12月1日以降に提供開始予定のWOWOWの計13チャンネル。なお、WOWOWのチャンネル名は20年に発表する予定。

 BS右旋4K放送のNHK BS4K、BS朝日 4K、BS-TBS 4K、BSジャパン 4K、BSフジ 4Kは、BS日テレ 4Kは、実用放送開始日と同じタイミングで提供を開始する。有料放送は、各放送事業者との契約、受信料・視聴料などが必要。
 
「新4K8K衛星放送」の視聴可能チャンネル(予定)
 

 提供エリアは「フレッツ・テレビ」などの提供エリアと同じで、視聴には「新4K8K衛星放送」を受信可能な4Kテレビ、または「新4K8K衛星放送」対応チューナーと4K対応テレビ/8K対応テレビ。さらに、「フレッツ・テレビ」などでBS/110度CS左旋4K・8K放送を視聴する場合はスカパーJSATから提供予定の簡易な専用アダプタも必要。18年12月1日以降のテレビ視聴サービス利用料は税別300円、専用アダプタのレンタル料は未定。