スマホの便利さをPCに! 初タッチ対応「HUAWEI MateBook X Pro」レビュー
世界第3位のスマートフォンメーカー・ファーウェイが6月15日に発売したノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」。新しい防滴仕様のバックライト付きフルサイズキーボードと大きなタッチパッドを備え、さらにMateBookシリーズで初めてタッチ機能に対応し、タブレットのように画面をタッチして操作できるのが大きな特徴だ。
13.9インチの大画面ながら、最薄部は約4.9mm、最厚部は約14.6mmのコンパクトサイズで、手持ちの13.3インチPC向けケースにぴったりと収まった。継ぎ目のないメタルユニボディをはじめ、臨場感あふれるクアッド スピーカー、360度から音声をキャッチするクアッドマイク、セキュアな指紋認証を利用したワンタッチ電源ボタン、30分の急速充電で6時間、フル充電なら最大15-16時間もつ省エネ性能など、PC上級者でも満足できる魅力ある仕上がり。ビジネスからパーソナル用途まで、どんな用途でも不満なく使えそうだ。
解像度3000×2000(260ppi)、sRGBカバー率100%、最大輝度450ニット、コントラスト比1500:1というスペックの色鮮やかなディスプレイ表面には、衝撃に対する強度を維持しつつ、タッチ操作をなめらかにする「Corning Gorilla Glass 5」を採用した。タッチパネルを触った感覚にひっかかる感じはなく、とてもスムース。スマホ基準では当たり前のように思うかもしれないが、ノートPCとしては珍しいハイスペック仕様だ。
本体には57.4Whの大容量バッテリを内蔵し、バッテリ駆動時間は連続動画再生時で12時間、最大で約15.8-16.9時間。付属のACアダプタに限り、急速充電にも対応しており、わずか30分の充電で6時間利用できる。
インターフェイスとしては、USB Type A×1と充電ポートを兼ねたUSB Type C×2の計3つのUSBポートを搭載。一部のスマホでは廃止された、ヘッドホン・イヤホン接続用の3.5mmイヤホンジャックも健在だ。USB Type Cポートの一つは、高速転送規格のThunderbolt 3に対応しており、4Kディスプレイや外付けのグラフィックボードなどの接続も可能。デザインとモビリティを優先し、最小限にポート類を抑えつつも拡張性は十分だろう。
使わない時は、キーボード部分にフラットに収納できるポップアップカメラもユニーク。ギミック感あふれたこのカメラはマイクのオン/オフと連動しており、カメラをポップアップすると、「Windows 10 Home 64ビット」の機能、インテリジェントな音声アシスタント「コルタナ:ユーザーを手助けする AIアシスタント」が利用できるようになる。テレビ電話や音声認識を利用したい場合は、もうワンステップ必要となるので、より強固にプライバシーを守れるわけだ。デザインの自由度も高まり、スマホを超える画面占有率約91%につながった。
第8世代のCore i7/512GB SSD/NVIDIA GeForce MX150(GDDR5 2GB)を搭載した「HUAWEI MateBook X Pro」の税別の市場想定価格は20万9800円。ストレージ容量が半分の256GBで、グラフィックがチップセット内蔵のCore i5搭載モデルは14万9800円。「HUAWEI MateBook D」は、Core i7/NVIDIA GeForce MX150 GPU/HDDとSSDのハイブリッドストレージ搭載モデルが11万7800円、Core i5/HDD搭載モデルが8万7800円。
独立型グラフィックボード搭載機種は、ゲームはもちろん、ビデオや写真の編集などで、より高いパフォーマンスを発揮する。価格だけではなく、利用シーンや用途を考えて選びたい。
※「HUAWEI MateBook X Pro」の国内モデルは、英語キーボードではなく日本語キーボードを搭載しています。
13.9インチの大画面ながら、最薄部は約4.9mm、最厚部は約14.6mmのコンパクトサイズで、手持ちの13.3インチPC向けケースにぴったりと収まった。継ぎ目のないメタルユニボディをはじめ、臨場感あふれるクアッド スピーカー、360度から音声をキャッチするクアッドマイク、セキュアな指紋認証を利用したワンタッチ電源ボタン、30分の急速充電で6時間、フル充電なら最大15-16時間もつ省エネ性能など、PC上級者でも満足できる魅力ある仕上がり。ビジネスからパーソナル用途まで、どんな用途でも不満なく使えそうだ。
“究極のデザイン”を目指した「HUAWEI MateBook X Pro」
狭額縁デザインのスマホやタブレットの画面占有率はおおむね80%台後半だが、13.9インチの液晶ディスプレイを搭載した「HUAWEI MateBook X Pro」は何と約91%。ディスプレイ3辺のフレームは非常に薄く、画面は見惚れる美しさだ。解像度3000×2000(260ppi)、sRGBカバー率100%、最大輝度450ニット、コントラスト比1500:1というスペックの色鮮やかなディスプレイ表面には、衝撃に対する強度を維持しつつ、タッチ操作をなめらかにする「Corning Gorilla Glass 5」を採用した。タッチパネルを触った感覚にひっかかる感じはなく、とてもスムース。スマホ基準では当たり前のように思うかもしれないが、ノートPCとしては珍しいハイスペック仕様だ。
バッテリ起動は最大12時間 USB×3で拡張性も十分
指紋認証を兼ねたワンタッチ電源ボタンも、ビジネスパーソンやせっかちなタイプにはありがたい機能だ。「HUAWEI MateBook X Pro」ではバージョン2.0に進化し、電源オフ状態からWindowsログインまで最短約7.8秒の高速立ち上げが可能になった。本体には57.4Whの大容量バッテリを内蔵し、バッテリ駆動時間は連続動画再生時で12時間、最大で約15.8-16.9時間。付属のACアダプタに限り、急速充電にも対応しており、わずか30分の充電で6時間利用できる。
インターフェイスとしては、USB Type A×1と充電ポートを兼ねたUSB Type C×2の計3つのUSBポートを搭載。一部のスマホでは廃止された、ヘッドホン・イヤホン接続用の3.5mmイヤホンジャックも健在だ。USB Type Cポートの一つは、高速転送規格のThunderbolt 3に対応しており、4Kディスプレイや外付けのグラフィックボードなどの接続も可能。デザインとモビリティを優先し、最小限にポート類を抑えつつも拡張性は十分だろう。
映画館の迫力をPCで再現 サブウーハーで低音も豊かに
「HUAWEI MateBook X Pro」の最大のウリは、キーボードの両サイドにツイーターとサブウーハーを1基ずつ、合計4基のスピーカーを配置したクアッド スピーカーとドルビーと共同開発した「Dolby Atmos(ドルビーアトモス) サウンド・システム」だ。映画館の立体音響をPCやスマホで再現するドルビーアトモス対応コンテンツはもちろん、非対応の無料動画のサウンドや音声も、一つひとつの音が重なり合い、ハッとなる新鮮な響きだった。使わない時は、キーボード部分にフラットに収納できるポップアップカメラもユニーク。ギミック感あふれたこのカメラはマイクのオン/オフと連動しており、カメラをポップアップすると、「Windows 10 Home 64ビット」の機能、インテリジェントな音声アシスタント「コルタナ:ユーザーを手助けする AIアシスタント」が利用できるようになる。テレビ電話や音声認識を利用したい場合は、もうワンステップ必要となるので、より強固にプライバシーを守れるわけだ。デザインの自由度も高まり、スマホを超える画面占有率約91%につながった。
お買い得マシン「HUAWEI MateBook D」なら10万円以下
タッチ機能は不要、基本的に自宅やオフィスの机の上に置きっぱなしというなら、「Dolby Atmos サウンド・システム」を搭載しながらも、より手頃な価格の「HUAWEI MateBook D(2018年モデル)」のほうがニーズにマッチするだろう。第8世代のCore i7/512GB SSD/NVIDIA GeForce MX150(GDDR5 2GB)を搭載した「HUAWEI MateBook X Pro」の税別の市場想定価格は20万9800円。ストレージ容量が半分の256GBで、グラフィックがチップセット内蔵のCore i5搭載モデルは14万9800円。「HUAWEI MateBook D」は、Core i7/NVIDIA GeForce MX150 GPU/HDDとSSDのハイブリッドストレージ搭載モデルが11万7800円、Core i5/HDD搭載モデルが8万7800円。
独立型グラフィックボード搭載機種は、ゲームはもちろん、ビデオや写真の編集などで、より高いパフォーマンスを発揮する。価格だけではなく、利用シーンや用途を考えて選びたい。
※「HUAWEI MateBook X Pro」の国内モデルは、英語キーボードではなく日本語キーボードを搭載しています。