ハイセンスジャパンは6月12日、4K対応液晶テレビの新モデル「65A6500」を発表した。価格はオープンだが、税別の実勢価格は17万円前後の見込み。7月に発売する。
格安4Kテレビで日本市場での知名度を上げたハイセンスだが、昨年秋に独自開発した次世代ディスプレイULEDを採用したモデルを投入。ハイエンド市場に攻勢をかけていく姿勢を示した。今回発表した65A6500は、ラインアップのなかでミドルクラスに位置づけられる。
65A6500は、65型の4Kテレビとして手頃な価格を実現しているが、画質・機能・デザインともに妥協のないものに仕上がっている。画質では、自社製プラットフォーム「4K ULTRA HDパネル」を採用し、DCI-3Pの色域の90%を満たす色表現やHDR10&HLGの輝度を実現。「Smooth Motion Rate」の搭載で、残像感の少ないなめらかな映像を再生する。
機能は、ハイエンドのULEDモデル同様に、Netflix、YouTube、acTVila(アクトビラ)、TSUTAYA TV、U-NEXT、ひかりTV、クランクイン!ビデオの7サービスに直接アクセスできるスマート機能を搭載。他社の製品と比べて、2回目以降の起動時間が早いという特徴を備えている。
デザインは、「Simply Brilliant」というコンセプトのもと、優美なフォルムで設計。機能美も備えており、テレビ台の幅に合わせてスタンド幅を変更できる工夫も施している。
発表会で磯辺浩孝副社長は、「低価格でコスパにすぐれるモデルは引き続き展開していくが、販売台数シェアより販売金額シェアを重視していく」と今後の販売戦略を説明。今回リリースするのは65V型のみだが、同性能機のサイズラインアップも拡充していき、より高価格帯の製品を訴求する。
なお、3月に発表された中国ハイセンスグループによる東芝のテレビ事業買収については詳細な説明はなく、「近いうちに改めて場を設けて、今後の方針を発表する」とコメントするにとどまった。(BCN・大蔵 大輔)
格安4Kテレビで日本市場での知名度を上げたハイセンスだが、昨年秋に独自開発した次世代ディスプレイULEDを採用したモデルを投入。ハイエンド市場に攻勢をかけていく姿勢を示した。今回発表した65A6500は、ラインアップのなかでミドルクラスに位置づけられる。
65A6500は、65型の4Kテレビとして手頃な価格を実現しているが、画質・機能・デザインともに妥協のないものに仕上がっている。画質では、自社製プラットフォーム「4K ULTRA HDパネル」を採用し、DCI-3Pの色域の90%を満たす色表現やHDR10&HLGの輝度を実現。「Smooth Motion Rate」の搭載で、残像感の少ないなめらかな映像を再生する。
機能は、ハイエンドのULEDモデル同様に、Netflix、YouTube、acTVila(アクトビラ)、TSUTAYA TV、U-NEXT、ひかりTV、クランクイン!ビデオの7サービスに直接アクセスできるスマート機能を搭載。他社の製品と比べて、2回目以降の起動時間が早いという特徴を備えている。
デザインは、「Simply Brilliant」というコンセプトのもと、優美なフォルムで設計。機能美も備えており、テレビ台の幅に合わせてスタンド幅を変更できる工夫も施している。
発表会で磯辺浩孝副社長は、「低価格でコスパにすぐれるモデルは引き続き展開していくが、販売台数シェアより販売金額シェアを重視していく」と今後の販売戦略を説明。今回リリースするのは65V型のみだが、同性能機のサイズラインアップも拡充していき、より高価格帯の製品を訴求する。
なお、3月に発表された中国ハイセンスグループによる東芝のテレビ事業買収については詳細な説明はなく、「近いうちに改めて場を設けて、今後の方針を発表する」とコメントするにとどまった。(BCN・大蔵 大輔)