Jリーグがeスポーツ大会を初開催、優勝者はFIFA主催の世界大会へ

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2018/03/13 17:30

 Jリーグは、eスポーツ大会「明治安田生命eJ.LEAGUE」を3月30日から開催すると発表した。Jリーグとしては初の試み。これまで同様、ホームタウンを中心に、地域に根ざしたスタジアムでの試合観戦の機会を提供すると同時に、eスポーツの世界でもサッカーの魅力を伝えていく。


Jリーグ初の試み「明治安田生命eJ.LEAGUE」

 今回の明治安田生命eJ.LEAGUEは、据置型ゲーム機のPlayStation 4を使用し、エレクトロニック・アーツのFIFA公認サッカーゲーム『EA SPORTS FIFA 18』のFUTモードで実施。予選ラウンドと決勝ラウンドに分けて優勝を争う。

 決勝ラウンドは5月4日で、予選ラウンド通過者とJ1クラブ推薦選手によるトーナメント戦となる。優勝者1名には、今年6月開催のFIFA主催の公式eスポーツ大会「FIFA eWorld Cup 2018」の世界予選「EA SPORTS FIFA 18 Global Series Playoffs」への参加権を与える。

 『EA SPORTS FIFA 18』は、オンライン時は最大22人でプレー可能で、2017シーズンのJ1全18クラブの選手を実名収録している。明治安田生命eJ.LEAGUEの大会ルールや応募資格などは、Jリーグ公式Webサイト内の特設ページで案内している。

 誰でも楽しめるサッカーゲームは、体を激しく動かす実際のサッカーが苦手な場合でも、老若男女や場所を問わず楽しめる。近年、eスポーツ市場が拡大し、海外のクラブが公式リーグを展開している流れにあわせ、国内でもeスポーツの大会を開催し、新規ファン開拓につなげたいようだ。