ベンキュージャパン(BenQ)は2月27日、写真家向けSWシリーズの新商品として、24.1型のカラーマネジメントディスプレイ「SW240」を3月24日に発売すると発表した。解像度は1920×1200で、アスペクト比は16:10。精確な色再現性、ハードウェアキャリブレーション対応、便利なモノクロモード搭載などが特徴だ。
24.1型のBenQカラーマネジメントディスプレイ「SW240」
5万5000円前後という価格は、ハードウェアキャリブレーション対応のディスプレイとしては驚くほどの安さ。カメラ周辺機器のなかでは、断然お手頃な価格といえる。各販売店で展開している早期購入キャンペーンや予約特典を利用することで、更に費用を抑えられる。なかでもAmazonでは予約限定キャンペーンで10%割引きを実施。本格派向けの高品質をリーズナブルな価格で提供するBenQ。「SW240」で、カラーマネジメントディスプレイの変革をもたらしてくれそうだ。
また同社は、3月1日~4日にパシフィコ横浜で開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)2018」に出展する。G-14にある「BenQブース」では、未発表のディスプレイの参考展示や写真プリント体験、更に人気写真家が登壇するイベントなど、魅力のある内容が満載。CP+の会場へ行く際は、BenQブースまで足を伸ばすと、写真の出来映えを確認するディスプレイの大切さを、改めて発見することができるだろう。
Adobe RGBカバー率99%、sRGB/Rec.709カバー率100%、DCI-P3カバー率95%
さらに、10億色以上を映し出して滑らかなグラデーションを実現する「10-bitディスプレイ」や、RGBのカラーブレンド精度を向上させる「14-bit 3D LUT(ルックアップテーブル)」を採用。「Adobe RGB」と「sRGB」の両方の色空間でDelta E≦2を満たし、オリジナルに限りなく近い画像を描写することができる。
10-bit Displayと14-bit 3DLUTを採用し、まるでオリジナルかのような色を表示する
液晶の経時変化で生じる色味の違いには、「ハードウェアキャリブレーション」で対処。グラフィックカードの出力データを変えることなくディスプレイ内部の画像処理チップを調整するため、グラフィック設定の影響を受けることなく、画像とオリジナルコピーとの一貫性を保つ。
ハードウェアキャリブレーションにより、正確な色再現性を維持する
ソフトウェアは、製品ページから無料でダウンロードできる「Palette Master Element」を使うことで、ディスプレイを最適な状態に調整、維持することができる。対応するキャリブレーターが必要になるが、品質に統一性を持たせるため出荷時にキャリブレーションを施しており、購入時から正確な色を表示できるようになっている。
キャリブレーションソフトウェア「Palette Master Element」
まず、カラーモード用ホットキーは、押すだけで3つのプリセットカラーモードを簡単に切り替えられるボタン。初期設定ではAdobe RGBとsRGB、モノクロが設定されているが、5秒間長押しすることで用途にあわせて好みのプリセットモードにカスタマイズできる。手軽な価格の製品であっても、上位機種に迫る使い勝手を備えるのは、ユーザーに配慮した進化だ。
カラーモード用ホットキーには、3つのカラーモードを設定できる
例えば、ボタンを押すだけで写真を編集・加工する前に編集後の様子を確認できるモノクロモードは、3段階を用意している。たくさんの写真からモノクロに適している一枚をピックアップする時間を大幅に短縮できる、写真家にとって嬉しい機能だ。
画像をモノクロに編集する前に、加工後の様子を確認できる
次に、BenQ独自のアイケア技術は、フリッカーフリーのLEDバックライトを搭載して目の疲れを押さえる働きを持つ。この機能があれば、長時間使用するときでも目の健康を心配する必要はない。
オプションの遮光フードは別売
画面は、24.1型でアスペクト比が16:10。A4用紙を2枚並べて余りあるサイズだ。広く普及している16:9よりも縦が高いのが特徴。特に恩恵を感じられるのは、Webサイトの閲覧や文書の作成時など。エクセルで印刷しない表をつくるでもない限り、ほとんどのコンテンツの横幅は決まっているため、縦に余裕のある16:10なら多様な目的に応えることができる。
別売の遮光フードを使用すると、周囲の照明の影響で発生するディスプレイ画面のグレアを効果的に抑えられるため、コンテンツを比較する作業も捗るはず。縦向き用と横向き用の遮光フードを用意している。
BenQの写真家向けSWシリーズディスプレイは、この「SW240」以外、すべて標準装備として遮光フードが付いているが、今回は2台目需要やスタジオでの持ち運びを考慮して、あえて別売りにした。本体とセットで購入すると割引があるので、1台単独で使用する写真家なら最初からセット購入がおすすめだ。
24.1型のBenQカラーマネジメントディスプレイ「SW240」
5万5000円前後という価格は、ハードウェアキャリブレーション対応のディスプレイとしては驚くほどの安さ。カメラ周辺機器のなかでは、断然お手頃な価格といえる。各販売店で展開している早期購入キャンペーンや予約特典を利用することで、更に費用を抑えられる。なかでもAmazonでは予約限定キャンペーンで10%割引きを実施。本格派向けの高品質をリーズナブルな価格で提供するBenQ。「SW240」で、カラーマネジメントディスプレイの変革をもたらしてくれそうだ。
また同社は、3月1日~4日にパシフィコ横浜で開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)2018」に出展する。G-14にある「BenQブース」では、未発表のディスプレイの参考展示や写真プリント体験、更に人気写真家が登壇するイベントなど、魅力のある内容が満載。CP+の会場へ行く際は、BenQブースまで足を伸ばすと、写真の出来映えを確認するディスプレイの大切さを、改めて発見することができるだろう。
本物に限りなく近い色を映し出し、ハードウェアキャリブレーション対応により最高の状態を維持できる
IPSパネルと「AQCOLOR技術」の融合により、「Adobe RGB」カバー99%、sRGB/Rec.709カバー率100%、DCI-P3カバー率95%と、広い色域をカバーする。一般的なディスプレイと比べて青と緑の色調表現能力が格段に向上するため、自然界の風景を本物そっくりの色彩で再現する。Adobe RGBカバー率99%、sRGB/Rec.709カバー率100%、DCI-P3カバー率95%
さらに、10億色以上を映し出して滑らかなグラデーションを実現する「10-bitディスプレイ」や、RGBのカラーブレンド精度を向上させる「14-bit 3D LUT(ルックアップテーブル)」を採用。「Adobe RGB」と「sRGB」の両方の色空間でDelta E≦2を満たし、オリジナルに限りなく近い画像を描写することができる。
10-bit Displayと14-bit 3DLUTを採用し、まるでオリジナルかのような色を表示する
液晶の経時変化で生じる色味の違いには、「ハードウェアキャリブレーション」で対処。グラフィックカードの出力データを変えることなくディスプレイ内部の画像処理チップを調整するため、グラフィック設定の影響を受けることなく、画像とオリジナルコピーとの一貫性を保つ。
ハードウェアキャリブレーションにより、正確な色再現性を維持する
ソフトウェアは、製品ページから無料でダウンロードできる「Palette Master Element」を使うことで、ディスプレイを最適な状態に調整、維持することができる。対応するキャリブレーターが必要になるが、品質に統一性を持たせるため出荷時にキャリブレーションを施しており、購入時から正確な色を表示できるようになっている。
キャリブレーションソフトウェア「Palette Master Element」
ユーザーに配慮したUIと機能で、作業効率をアップ
「SW240」には、写真家の作業を円滑に進めるために配慮した工夫が所々に散りばめられている。なかでも代表的な機能が2点ある。「カラーモード専用ホットキー」と「モノクロモード」だ。まず、カラーモード用ホットキーは、押すだけで3つのプリセットカラーモードを簡単に切り替えられるボタン。初期設定ではAdobe RGBとsRGB、モノクロが設定されているが、5秒間長押しすることで用途にあわせて好みのプリセットモードにカスタマイズできる。手軽な価格の製品であっても、上位機種に迫る使い勝手を備えるのは、ユーザーに配慮した進化だ。
カラーモード用ホットキーには、3つのカラーモードを設定できる
例えば、ボタンを押すだけで写真を編集・加工する前に編集後の様子を確認できるモノクロモードは、3段階を用意している。たくさんの写真からモノクロに適している一枚をピックアップする時間を大幅に短縮できる、写真家にとって嬉しい機能だ。
画像をモノクロに編集する前に、加工後の様子を確認できる
次に、BenQ独自のアイケア技術は、フリッカーフリーのLEDバックライトを搭載して目の疲れを押さえる働きを持つ。この機能があれば、長時間使用するときでも目の健康を心配する必要はない。
オプションの遮光フードは別売
画面は、24.1型でアスペクト比が16:10。A4用紙を2枚並べて余りあるサイズだ。広く普及している16:9よりも縦が高いのが特徴。特に恩恵を感じられるのは、Webサイトの閲覧や文書の作成時など。エクセルで印刷しない表をつくるでもない限り、ほとんどのコンテンツの横幅は決まっているため、縦に余裕のある16:10なら多様な目的に応えることができる。
別売の遮光フードを使用すると、周囲の照明の影響で発生するディスプレイ画面のグレアを効果的に抑えられるため、コンテンツを比較する作業も捗るはず。縦向き用と横向き用の遮光フードを用意している。
BenQの写真家向けSWシリーズディスプレイは、この「SW240」以外、すべて標準装備として遮光フードが付いているが、今回は2台目需要やスタジオでの持ち運びを考慮して、あえて別売りにした。本体とセットで購入すると割引があるので、1台単独で使用する写真家なら最初からセット購入がおすすめだ。