山善は1月10日、落下物の衝撃や火の粉から頭部を守る防災グッズ「防災帽子」を今月から販売すると発表した。内側に耐衝撃プロテクターを装着した帽子で、使わないときには折りたたんで携帯・収納できるのが特徴。家電量販店、ホームセンター、同社直販サイト「くらしのeショップ」で販売する。税込の実勢価格は3980円。
ヘルメットの衝撃吸収力と防災頭巾の携帯性を両立した「防災帽子」
防災用品としては難燃性の布を用いた「防災頭巾」があるが、炎や熱からの保護を目的にしたものが主流で、落下物に対してヘルメットのような耐衝撃性をもつものは少ない。防災帽子はヘルメットメーカー・DICプラスチックとの協業で商品化したもので、日本防炎協会が防災頭巾に関して定めている衝撃吸収性能基準の3倍以上の衝撃吸収力を備えているという。また、ヘルメットはかさばるため日常的な携帯が難しいのに対し、防災帽子はおよそ15×11×7.5cmのサイズに折りたためるのが特徴。
博報堂が昨年、母親向けコミュニティサイト「ママスタジアム」のユーザー向けに行った「子育てママの『防災準備』調査」(回答数397名)によると、子どもや家族の災害対策として「準備しようと思っているができていない」ものとして、「非常食(48.9%)」「簡易トイレ(43.8%)」に続き、「防災ずきん・ヘルメット(41.6%)」があがっていた。山善ではこの調査から、地震に対する不安をもつ子育て世帯からの需要が期待できるとみて、防災帽子の発売を決めたという。
山善は、防災グッズとリュックサックの計30点をセットにした「防災バッグ30」など、量販店向けの防災関連商品をすでに取り扱っており、防災帽子の発売で商品ラインアップの充実を図る。
ヘルメットの衝撃吸収力と防災頭巾の携帯性を両立した「防災帽子」
防災用品としては難燃性の布を用いた「防災頭巾」があるが、炎や熱からの保護を目的にしたものが主流で、落下物に対してヘルメットのような耐衝撃性をもつものは少ない。防災帽子はヘルメットメーカー・DICプラスチックとの協業で商品化したもので、日本防炎協会が防災頭巾に関して定めている衝撃吸収性能基準の3倍以上の衝撃吸収力を備えているという。また、ヘルメットはかさばるため日常的な携帯が難しいのに対し、防災帽子はおよそ15×11×7.5cmのサイズに折りたためるのが特徴。
博報堂が昨年、母親向けコミュニティサイト「ママスタジアム」のユーザー向けに行った「子育てママの『防災準備』調査」(回答数397名)によると、子どもや家族の災害対策として「準備しようと思っているができていない」ものとして、「非常食(48.9%)」「簡易トイレ(43.8%)」に続き、「防災ずきん・ヘルメット(41.6%)」があがっていた。山善ではこの調査から、地震に対する不安をもつ子育て世帯からの需要が期待できるとみて、防災帽子の発売を決めたという。
山善は、防災グッズとリュックサックの計30点をセットにした「防災バッグ30」など、量販店向けの防災関連商品をすでに取り扱っており、防災帽子の発売で商品ラインアップの充実を図る。