ソフトバンクは、10月25日、消費者参加型のプラットフォーム「+Style」の新製品を、同日から1週間限定で催事を開催する東京・新宿タカシマヤで発表した。
新宿タカシマヤの期間限定催事。56点のアイテムを展示・販売する
「+Style」は、アイデア段階や試作中の製品の商品化に向けてサポートするサービス。2016年3月にスタートし、約1年半でジャンルや地域を横断して多数のアイテムを世に送り出してきた。今回発表されたのは、19商品。これまでは最先端テクノロジーを売りにしたアイテムが多かったが、アイデア勝負の実用性が高いアイテムが増えた印象を受けた。
スマホと連携する美顔器「NOFL Smart」。専用アプリからのシグナルで操作する
スマートフォンアプリで部位による電流の強弱調整やタイマー設定が可能。BluetoothやWi-Fiではなく、スマホ画面に表示するシグナルで本体をコントロールする点もユニークだ。手のひらサイズなので、鞄に入れていつでも持ち歩けるのも女性にはポイントが高いだろう。価格は税別で1万8000円を想定しているという。
全世界ですでに販売台数が50万台を突破しているという「Kamibot」
今回、発表されたNEOPOP JAPANの「Kamibot(カミボット)」もそんな知育玩具のひとつ。専用アプリから簡単に各種動作のプログラミングを設定することでロボットを操作し、楽しくプログラミングを学べる。ホームページではロボットに装着可能なキャラクターペーパーをダウンロードすることも可能。工作による想像力の育成もユーザーから支持を受けているそうだ。
価格は税別2万4000円とやや高めの設定だが、対象年齢は6~12歳と広い。教育の新しい波に乗るためだと考えれば、お得な投資かもしれない。
価格はまだ調整中とのことだが、11月中には「+Style」サイトに登場する予定。当面はiPhone 7/7 Plus用の2モデルを展開する。
自撮り棒を内蔵するスマホケース。厚さも気にならないので、常に装着したままでの使用も十分可能だ
今回の催事は新宿タカシマヤ1階の「ザ・メインスクエア」で10月31日まで開催。発売済みのアイテムと新製品、合わせて56点の商品を展示・販売する。百貨店とのコラボレーションは5月にも新宿の伊勢丹メンズ館で実施したが、サービスプラットフォーム戦略・開発本部の近藤正充 担当部長は、「ネット販売では掘り起こせない新規顧客にアプローチできた」と振り返る。
サービスプラットフォーム戦略・開発本部の近藤正充 担当部長
今後、常設展示の予定はないか尋ねたところ、時期は明かさなかったものの「検討中」との回答だった。今回の催事を通して得た知見がどのように次の展開を生むのか、注目したい。(BCN・大蔵 大輔)
新宿タカシマヤの期間限定催事。56点のアイテムを展示・販売する
「+Style」は、アイデア段階や試作中の製品の商品化に向けてサポートするサービス。2016年3月にスタートし、約1年半でジャンルや地域を横断して多数のアイテムを世に送り出してきた。今回発表されたのは、19商品。これまでは最先端テクノロジーを売りにしたアイテムが多かったが、アイデア勝負の実用性が高いアイテムが増えた印象を受けた。
スマホと連携するEMS美顔器 通信に独自手法
まずは「+Style」らしい、IoTの着眼点で既存のカテゴリをアップデートするアイテムを紹介する。スマホにクリップで装着するものといえばカメラレンズを想起するが、西堂美容研究所が発表した「NOFL Smart(ノーフル スマート)は、低周波の電流によって表情筋を刺激する美顔器だ。スマホと連携する美顔器「NOFL Smart」。専用アプリからのシグナルで操作する
スマートフォンアプリで部位による電流の強弱調整やタイマー設定が可能。BluetoothやWi-Fiではなく、スマホ画面に表示するシグナルで本体をコントロールする点もユニークだ。手のひらサイズなので、鞄に入れていつでも持ち歩けるのも女性にはポイントが高いだろう。価格は税別で1万8000円を想定しているという。
「STEM」が教育の新トレンドに 知育玩具で楽しく学ぶ
昨今、日本でも耳にする機会が増えた「STEM教育」というキーワード。これはScience、Technology、Engineering、Mathematicsの頭文字で、科学や技術を幼いうちに教育しようという考え方だ。特に注目されているのが、2020年に学校での必修化が決まったプログラミング。先取りして、プログラミングを楽しく学べる知育玩具が数多く登場している。全世界ですでに販売台数が50万台を突破しているという「Kamibot」
今回、発表されたNEOPOP JAPANの「Kamibot(カミボット)」もそんな知育玩具のひとつ。専用アプリから簡単に各種動作のプログラミングを設定することでロボットを操作し、楽しくプログラミングを学べる。ホームページではロボットに装着可能なキャラクターペーパーをダウンロードすることも可能。工作による想像力の育成もユーザーから支持を受けているそうだ。
価格は税別2万4000円とやや高めの設定だが、対象年齢は6~12歳と広い。教育の新しい波に乗るためだと考えれば、お得な投資かもしれない。
スマホケース・自撮り棒・スタンドの1台3役
なぜこれまでなかったのか、と思ってしまう発想を形にしたのが丹波貿易が販売する「STIKBOX(スティックボックス)」。スマホケースの背面に折りたたみ式の自撮り棒を内蔵しているというシンプルな仕組みだが、これまでかさばる自撮り棒を持ち歩いていた人にとっては、画期的な製品だろう。パネルの部分をケースから取り出すことで、スマホスタンドとしても機能する。価格はまだ調整中とのことだが、11月中には「+Style」サイトに登場する予定。当面はiPhone 7/7 Plus用の2モデルを展開する。
自撮り棒を内蔵するスマホケース。厚さも気にならないので、常に装着したままでの使用も十分可能だ
今回の催事は新宿タカシマヤ1階の「ザ・メインスクエア」で10月31日まで開催。発売済みのアイテムと新製品、合わせて56点の商品を展示・販売する。百貨店とのコラボレーションは5月にも新宿の伊勢丹メンズ館で実施したが、サービスプラットフォーム戦略・開発本部の近藤正充 担当部長は、「ネット販売では掘り起こせない新規顧客にアプローチできた」と振り返る。
サービスプラットフォーム戦略・開発本部の近藤正充 担当部長
今後、常設展示の予定はないか尋ねたところ、時期は明かさなかったものの「検討中」との回答だった。今回の催事を通して得た知見がどのように次の展開を生むのか、注目したい。(BCN・大蔵 大輔)