カフェなどで持ち物を見守るモニタリングアラーム「トレネ」

新製品

2017/10/12 18:00

 キングジムは、カフェなどの外出先で荷物を置いたまま離席する時に、スマートフォンとBluetoothで連携して自動的に荷物を見守るデジタルツール「トレネ」を、クラウドファンディングサービス「Makuake」で展開する。


カフェなどで持ち物を見守るモニタリングアラーム「トレネ」

 クラウドファンディングを活用したプロジェクトは、同社初の試み。キングジムではクラウドファンディングを、新規概念の製品の市場受容性の確認、ユーザーに対するコミュニケーション手段の一つとして活用する。

 荷物の上に、事前に無料の専用アプリ「TRENE」でスマホと連携した「トレネ」を置き、スマホを持ったまま離れると、自動的に警戒状態になり、荷物を動かそうとして「トレネ」に振動が加わると、警告のアラームが鳴る。スマホを持って「トレネ」に近づくと自動的に警戒状態が解除され、アラームは鳴らない。最初に設定しておけば、急に席を離れるときに慌てずに、荷物がとられていないか心配することなく、安心して過ごせる。
 

専用アプリ「TRENE」では、本体のLEDランプと同じ色で状態を表示する(画面イメージは開発中のもの)

 すでに目標金額は突破している。発売予定時期は2018年2月下旬頃で、予定価格は6800円。専用アプリの対応OSはiOS 10以降。