キヤノン、PCレスで使えるAndroid搭載ミニプロジェクターなど

 キヤノンは、Wi-Fi対応のコンパクトフォトプリンタ「SELPHY CP1300」を10月上旬に発売する。また、Android搭載ミニプロジェクター「M-i1」を9月7日に発売した。


SELPHY CP1300

 「SELPHY CP1300」は、2016年2月発売の「SELPHY CP1200」の後継機種。従来より大きい3.2インチの液晶モニタや新しいユーザーインターフェースを採用し、より視覚的にわかりやすく、簡単に操作できるようにした。

 本体に直接装着可能な別売のバッテリ「NB-CP2LH」を使用すると、屋外など、コンセントのない場所でも使用できる。別売の専用紙は、カードサイズやLサイズなど、多彩なサイズを揃える。サイズは幅180.6×奥行き135.9×高さ63.3mm、重さは約860g。カラーは、ピンクとホワイトの3色。

 一方、「M-i1」は、幅105×奥行き105×高さ22mm、重さ約235gの手のひらサイズで、PCレスで投写できる「ミニプロジェクター」シリーズの新製品。
 

ミニプロジェクター M-i1

 約4GBの内蔵メモリやUSBメモリに保存したデータに加え、Wi-Fiでスマートフォンやカメラなどと接続し、プロジェクターだけで、撮影した写真・映像やブラウザの画面などをその場で投写・確認することできる。また、OSにAndroidを搭載し、Webブラウザなどインストール済みの各種アプリケーションを使用して、多彩なコンテンツを投写できる。

 本体に内蔵したバッテリで、最長2時間のバッテリ駆動が可能。USB接続による充電にも対応する。Bluetoothスピーカー機も搭載する。カラーはシルバー。

 価格はともにオープン。直販サイトのキヤノンオンラインショップでの販売価格は、税別で、「SELPHY CP1300」が1万3800円、「SELPHY CP1300 カードプリントキット」が1万5800円、「ミニプロジェクター M-i1」が2万9800円。