記事を執筆する職業柄、テキスト入力や編集作業の時間が長く肩こりがひどい。歳を重ねるにつれて、年々ひどくなっているような気がする。そんなときに、お手軽にマッサージができるドクターエアの「3Dネックマッサージャー」と「3Dマッサージロール」を試せる機会を得たので、オフィスでも使えるのではないかと考え、実際のもみ具合を試してみた。
手軽にオフィスでマッサージできるドクターエア「3Dネックマッサージャー」
操作ボタンは複雑ではなく3つしかなく、いたってシンプルだ。ボタンには操作をイメージしやすいマークがついているので、操作に迷う心配もない。真ん中にある電源ボタンを押すと、さっそくもみ玉が回転しはじめる。
操作ボタンは3つしかなくシンプル
電源ボタンの上にある、回転する矢印がついているボタンを押すと、もみ玉の回転を反転できる。ボタンを押すごとに、もみ玉が外側から内側に向かって回転する「もみ下げ」、逆に内側から外側に向かって回転する「もみ上げ」、そして2種類の回転が60秒ごとに切り替わる「もみ下げ+もみ上げ」の3モードに切り替わるのだ。
なお、電源ボタンの下にある温泉を示すようなマークがついたボタンは、もみ玉のヒーターのオン/オフボタンで、オンのときはもみ玉が赤色に、オフのときは青色に点灯する。
もみ玉にヒーター搭載。オフのときは青色、オンのときは赤色に点灯する
さっそく会議室で、肩に乗せて電源スイッチを押してみた。もみ玉が回転しながら、肩から首元の筋をとらえているのが実感できる。どちらかといえば、強めのもみ心地だ。ドクターエアは、「3Dネックマッサージャー」に限らず、シート式で人気の「3Dマッサージシート プレミアム」なども、もみが強めの設定になっているという。ドクターエアを製造する社長自身が、シート式の弱いもみ心地に物足りなさを感じて、自らもみ感の強いドクターエアをつくったといういきさつがあるほどだ。
確かに、しっかりと強めのもみ心地が体験できる。「3Dネックマッサージャー」のいいところは、グリップに入れた手をグッと下げることで、自分好みのもみの強さを調節できる点だ。記者は肩こりが激しいので、思い切り手を下の方向に押して、強めのマッサージを行った。首元深くに強く入っていくもみ玉が、こりをほぐしている様子を実感できる。
グリップに入れた両手で、もみの強さを自分好みに調節できる
また、通常のマッサージチェアでは肩の上からのマッサージに限界があるが、「3Dネックマッサージャー」はそれが可能だ。強い肩こりに悩む人は、実際に当ててみて試してみると「これ、これ」と、そのもみ心地に納得できるに違いない。
ほかにも、イスの背もたれと背中の間に本体を挟んで、背中や腰をマッサージするのも気持ちいい。こちらは、背もたれに向かってグッと身体を押し付けると、強めのマッサージができる。あまり力を入れすぎると、回転が止まるようになっており、安全面の配慮も感じられる。
背もたれを使って背中や腰をマッサージするのも気持ちいい。もみ玉のヒーターの暖かさも伝わる
先述したヒーターをオンにした際も、肩ではあまり温度の変化を感じなかったが(肩こりがひどすぎるからか?)、背中や腰のマッサージでは、じわじわともみ玉の温かさが伝わってくることが分かった。
そして、使いながら発見したのが、手のひらのマッサージだ。回転するもみ玉の上に手のひらを乗せて少し体重をかけると、手のひらのさまざまなツボを刺激してくれるからだろうか、結構、気持ちいい。今まで考えたこともなかったが、日ごろのキーボード入力による疲れが、気づかないうちに手に蓄積されていたのかもしれない。
手のひらをもみ玉の上に乗せて、体重をかける「手のひらマッサージ」もおススメ
運転音が静かなのもうれしい。オフィスで使っても、他の人の仕事の邪魔にはならないだろう。仕事をしながらのマッサージがはばかられるのであれば、昼食等の休憩時間を使ったマッサージもいいだろう。電源ボタンを押せば運転は終了するが、つけっぱなしでも約15分後に自動でマッサージが終了するので、1セットを目安にマッサージすれば、午後の仕事もはかどるはずだ。
ドクターエア「3Dマッサージロール」にはアシストカバー(右)が付属
電源ボタンを押すたびに「弱」「中」「モード」「強」の4つのモードに切り替わる。「モード」とは、弱・中・強の振動を繰り返すモードで、個人的にはこのモードが心地よかった。逆に、「強」運転は、かなり振動がきつく感じられた。
「3Dネックマッサージャー」が、もみによるこりをほぐすマッサージであるのに対し、「3Dマッサージロール」は振動でこりをほぐす点に大きな違いがあるが、充電式のコードレスで、どこでも持ち運んで使える点は共通している。
例えば、イスの背もたれを使ったマッサージでは、声を出すと自分の声がはっきりと震えるほど、身体の奥深くまで振動が伝わっていることが分かる。背中や腰など自分の手でマッサージできない箇所をケアできるのはうれしい。
イスの背もたれと背中ではさんでマッサージできる
太ももの裏やふくらはぎ、肩や背中、腰など、マッサージしたい箇所に当てるだけのお手軽さで、アシストカバーを使えば、自分の好みの強さでぶれずにしっかりと当てることができる。アシストカバーには、電源ボタンが上になるように本体をセットすることで、電源ボタンを押しながらファンクションを切り替えることができる。
電源ボタンが上になるようにアシストカバーを装着する
「3Dマッサージロール」でも、使いながら新たな発見に出会った。アシストカバーを使って、脚とおしりの付け根あたりに「3Dマッサージロール」を引っ掛けてマッサージするのだ。「モード」運転にして脚とおしりの付け根に当てると、振動が深くまで伝わってくるのが実感できる。力強い「強」運転でも、筋肉のこりがほぐされていく感じが体感できる。
ただし、「3Dマッサージロール」の操作音に関しては、「3Dネックマッサージャー」より若干大きくなるため、休憩時間の会議室など開いている部屋を使ってのマッサージをおススメする。
この原稿は当然のことながら、「3Dネックマッサージャー」と「3Dマッサージロール」を使った後に執筆したものだが、肩がとても軽くなり、腰の変なだるさもなくなったように感じる。おかげで筆もスムーズに進んだ。(BCN・細田 立圭志)
グリップに入れた両手で自分好みのもみ具合に
「3Dネックマッサージャー」は、本体にもみ玉ユニットを内蔵し、首から肩、腰、背中など、マッサージしたいところにもみ玉を自在に当てられる。本体の重さはわずか1.56kgで、なおかつ充電式のコードレスなので、女性でも簡単に持ち運べるだろう。使い方は簡単で、グリップに両手を入れて、カーディガンを羽織るようにして肩に乗せる。スイッチを押すと、片方に大小4つ、両方で8つのもみ玉が回転しだす。手軽にオフィスでマッサージできるドクターエア「3Dネックマッサージャー」
操作ボタンは複雑ではなく3つしかなく、いたってシンプルだ。ボタンには操作をイメージしやすいマークがついているので、操作に迷う心配もない。真ん中にある電源ボタンを押すと、さっそくもみ玉が回転しはじめる。
操作ボタンは3つしかなくシンプル
電源ボタンの上にある、回転する矢印がついているボタンを押すと、もみ玉の回転を反転できる。ボタンを押すごとに、もみ玉が外側から内側に向かって回転する「もみ下げ」、逆に内側から外側に向かって回転する「もみ上げ」、そして2種類の回転が60秒ごとに切り替わる「もみ下げ+もみ上げ」の3モードに切り替わるのだ。
なお、電源ボタンの下にある温泉を示すようなマークがついたボタンは、もみ玉のヒーターのオン/オフボタンで、オンのときはもみ玉が赤色に、オフのときは青色に点灯する。
もみ玉にヒーター搭載。オフのときは青色、オンのときは赤色に点灯する
さっそく会議室で、肩に乗せて電源スイッチを押してみた。もみ玉が回転しながら、肩から首元の筋をとらえているのが実感できる。どちらかといえば、強めのもみ心地だ。ドクターエアは、「3Dネックマッサージャー」に限らず、シート式で人気の「3Dマッサージシート プレミアム」なども、もみが強めの設定になっているという。ドクターエアを製造する社長自身が、シート式の弱いもみ心地に物足りなさを感じて、自らもみ感の強いドクターエアをつくったといういきさつがあるほどだ。
確かに、しっかりと強めのもみ心地が体験できる。「3Dネックマッサージャー」のいいところは、グリップに入れた手をグッと下げることで、自分好みのもみの強さを調節できる点だ。記者は肩こりが激しいので、思い切り手を下の方向に押して、強めのマッサージを行った。首元深くに強く入っていくもみ玉が、こりをほぐしている様子を実感できる。
グリップに入れた両手で、もみの強さを自分好みに調節できる
また、通常のマッサージチェアでは肩の上からのマッサージに限界があるが、「3Dネックマッサージャー」はそれが可能だ。強い肩こりに悩む人は、実際に当ててみて試してみると「これ、これ」と、そのもみ心地に納得できるに違いない。
ほかにも、イスの背もたれと背中の間に本体を挟んで、背中や腰をマッサージするのも気持ちいい。こちらは、背もたれに向かってグッと身体を押し付けると、強めのマッサージができる。あまり力を入れすぎると、回転が止まるようになっており、安全面の配慮も感じられる。
背もたれを使って背中や腰をマッサージするのも気持ちいい。もみ玉のヒーターの暖かさも伝わる
先述したヒーターをオンにした際も、肩ではあまり温度の変化を感じなかったが(肩こりがひどすぎるからか?)、背中や腰のマッサージでは、じわじわともみ玉の温かさが伝わってくることが分かった。
新しいマッサージ方法の発見!
普段はなかなかマッサージする機会のない太ももも、強めのもみ設定だからなのか、上から押さえつけると、くすぐったくならない。太ももを自分で指圧してもちっとも効果がないように感じるが、こうした部分のマッサージこそ、機械のパワーに頼りたい。そして、使いながら発見したのが、手のひらのマッサージだ。回転するもみ玉の上に手のひらを乗せて少し体重をかけると、手のひらのさまざまなツボを刺激してくれるからだろうか、結構、気持ちいい。今まで考えたこともなかったが、日ごろのキーボード入力による疲れが、気づかないうちに手に蓄積されていたのかもしれない。
手のひらをもみ玉の上に乗せて、体重をかける「手のひらマッサージ」もおススメ
運転音が静かなのもうれしい。オフィスで使っても、他の人の仕事の邪魔にはならないだろう。仕事をしながらのマッサージがはばかられるのであれば、昼食等の休憩時間を使ったマッサージもいいだろう。電源ボタンを押せば運転は終了するが、つけっぱなしでも約15分後に自動でマッサージが終了するので、1セットを目安にマッサージすれば、午後の仕事もはかどるはずだ。
3分間で最大1万回の細かい振動でマッサージ
オフィスでのお手軽マッサージのもうひとつのアイテムとしてドクターエアの「3Dマッサージロール」も試してみた。こちらは、3分間で最大1万回という細かい振動が肩や腰、背中などを刺激してマッサージできる。ドクターエア「3Dマッサージロール」にはアシストカバー(右)が付属
電源ボタンを押すたびに「弱」「中」「モード」「強」の4つのモードに切り替わる。「モード」とは、弱・中・強の振動を繰り返すモードで、個人的にはこのモードが心地よかった。逆に、「強」運転は、かなり振動がきつく感じられた。
「3Dネックマッサージャー」が、もみによるこりをほぐすマッサージであるのに対し、「3Dマッサージロール」は振動でこりをほぐす点に大きな違いがあるが、充電式のコードレスで、どこでも持ち運んで使える点は共通している。
例えば、イスの背もたれを使ったマッサージでは、声を出すと自分の声がはっきりと震えるほど、身体の奥深くまで振動が伝わっていることが分かる。背中や腰など自分の手でマッサージできない箇所をケアできるのはうれしい。
イスの背もたれと背中ではさんでマッサージできる
太ももの裏やふくらはぎ、肩や背中、腰など、マッサージしたい箇所に当てるだけのお手軽さで、アシストカバーを使えば、自分の好みの強さでぶれずにしっかりと当てることができる。アシストカバーには、電源ボタンが上になるように本体をセットすることで、電源ボタンを押しながらファンクションを切り替えることができる。
電源ボタンが上になるようにアシストカバーを装着する
「3Dマッサージロール」でも、使いながら新たな発見に出会った。アシストカバーを使って、脚とおしりの付け根あたりに「3Dマッサージロール」を引っ掛けてマッサージするのだ。「モード」運転にして脚とおしりの付け根に当てると、振動が深くまで伝わってくるのが実感できる。力強い「強」運転でも、筋肉のこりがほぐされていく感じが体感できる。
ただし、「3Dマッサージロール」の操作音に関しては、「3Dネックマッサージャー」より若干大きくなるため、休憩時間の会議室など開いている部屋を使ってのマッサージをおススメする。
この原稿は当然のことながら、「3Dネックマッサージャー」と「3Dマッサージロール」を使った後に執筆したものだが、肩がとても軽くなり、腰の変なだるさもなくなったように感じる。おかげで筆もスムーズに進んだ。(BCN・細田 立圭志)