ナイトライド・セミコンダクターは6月19日、国際宇宙ステーションで採用された殺菌技術を応用した家庭用殺菌器「UV殺菌器LEDピュアSM1/SS1」を発売した。


　「UV殺菌器LEDピュア」は、世界で初めて紫外線発光ダイオード（UV-LED）を開発、製造したナイトライド・セミコンダクターと米SETI、韓国ソウルバイオシスの3社が共同で開発。日本ではナイトライド・セミコンダクターが独占的に販売する。

　波長275nmの深紫外線UV-LEDで、99.9％の有害な細菌を殺菌。薬剤などの化学物質を一切使用せず、LEDの光だけで殺菌するため、小さな子どもや妊婦、ペットのいる家庭でも安心して使うことができ、従来の水銀ランプを使用したUV殺菌器に比べ、コンパクト、省エネ、長寿命、メンテナンスフリー、そして安価と、さまざまなのメリットがある。

　使用方法は、殺菌したいものをボックスに入れるだけ。スマートフォンや幼児用玩具、アクセサリなど、何でも殺菌できる。

　税別価格は、音声案内機能を搭載した「UV殺菌器LEDピュアSM1」が1万3000円、音声案内機能非搭載の「UV殺菌器LEDピュアSS1」は1万円。